研修・教育体制

研修・教育体制

クルマを取り巻く環境が激変し、ますます多様化していく中、日産車体が求める人財は、自主性・創造性を遺憾なく発揮し、明確な目標を以て業務を遂行できる人です。社員一人ひとりの能力や個性を伸ばしていくために、日産車体では新入社員から管理職までを含めたトータルな教育研修プログラムを完備しております。新入社員研修に始まり、配属先での部門内教育をはじめ、能力・スキル開発やマネジメントの研修など、キャリアに応じた多彩な教育も行っております。社員個々の能力や技術のレベルアップを図るためのきめ細やかな教育プログラムを実施することで、あらゆる側面から社員をサポートしています。
  • 人財育成の考え方

    当社グループでは、個々人が成長の度合いに応じて受講できる研修体系を整備し、社会人として必要な基礎的な知識から幅広い視野を持ったマネジメント人財の育成のための研修を行っています。
    また、常に改善する風土を醸成することを目的に、技能職場においてはQCサークル活動による製品及び業務プロセスの品質向上を強力に推進し、事務・技術職場においては、課題を可視化し解決する活動や品質機能展開手法を用いたQFD(Quality Function Deployment)活動も進めています。管理職に求められるマネジメント力、ファシリテーション力やデジタルツールを用いて従業員自身がプログラムを作成して業務効率化につなげるためのスキル教育にも力をいれています。
    人事評価制度においては従業員の成果・貢献に応じた処遇をすることで、従業員と会社がともに成長していくことを目指しています。年に3回の上司面談を設定し、面談の中では上司からの期待値を伝えたり、従業員のキャリアについてともに考え話し合う機会を作ることで、評価への納得性を高め、個人・組織の成長につなげていくこができると考えております。
  • 研修体系について

    日産車体の教育体制は図のような構造で企画されています。
    まず、各社員の役割等級ごとに求められるコンピテンシー(能力)を発揮し、OUTPUTを出せる・活躍できる人材の早期育成を目標としています。
    その目標を基に、スキル・マインド・知識の3つの柱とそのベースとなる個性・経験を育成していくことを考えています。
    まず、青い領域は職場でのOJTや日々のフォローを通して育まれていく部分となります。
    社内の研修・教育としては緑・赤の部分になります。
    赤い領域は日産車体で働く上で必要とされるものであり、全社教育として社員全員を対象に行っている教育です。
    緑色の領域は部門や部署ごとで業務遂行に必要な教育を行っています。
    これらを合わせて、日産車体で活躍できる人材の早期育成を目指しています。

    このほかにも、研修には本人の希望で受けることができる自己啓発の研修もあり、すべて合わせると60種類以上の研修を実施しており、非常に充実したサポートを受けることができます。
  • 新入社員研修

    新入社員研修では、約2週間の集合研修を受けた後、製造実習に向けて技能訓練を行います。
    技能訓練で基本的な技能の訓練を終えた後、1か月間工場での製造実習を行います。
    実際に製造ラインに入り、モノづくりの面白さや大変さを学びます。
    開発部門と管理部門に配属となる新入社員は6月から、各職場へ正規配属となります。
    生産部門配属者は日産自動車の研修施設での集合教育を受けた後に製造実習へ行き、その後正規配属となります。