担当者ブログ

就活の軸~好きなことを仕事にする?就いた仕事を好きになる?~

2024/07/16(火) 15:15
こんにちは。本日は先日偶然聞いたラジオ番組の紹介をしてみます。

NHKの「大学生とつくる 就活応援ニュースゼミ」というサイト、聞いたことはありますか?

このゼミの取り組みの一環となるラジオ番組で、ジャーナリストの池上彰さんが就活生と一緒に、
情報がたくさんありすぎて悩んでしまう就活生のみなさんの不安や疑問を解消する番組が
7/6(土)22:05~放送されていました。

※番組名:ラジオで開講!大学生とつくる就活応援ニュースゼミ 池上彰さんと「やりたいこと」について考える

私(谷澤)の趣味はサッカー観戦でして(地元の清水エスパルスを応援しています!)、
ちょうど7/6にスタジアムに観戦に行き、帰りの車内で流していたラジオで偶然流れてきました。

本っ当に偶然聞いたラジオ番組だったのですが、就活生のリアルな声に池上彰さんが答えてくれるという、非常に面白い内容でした。

ただし、この放送は特番のような位置づけだったようで…
次回配信予定は公開されていないのですが、過去にも何度か就活生向けのラジオ番組が放送されていたので、次回配信があれば聞いてみたいと思います。

https://www.nhk.jp/p/radio-shukatsu/rs/N3Y8VWJGLL/

先日の番組内で池上彰さんがおっしゃっていて印象に残ったことはこんなことです。

■学生Q
好きなことを仕事にするか悩んでいます。

■池上さんA
いくら好きなことでも、仕事になると義務に感じてしまうこともあるので見極めが大切。
ただし、好きなことを仕事にするときにはやり方や関わり方はたくさんあります。
例えばスポーツ1つとっても、スポーツ選手、記者、スポーツ用品開発や販売など、
広い分野でスポーツと関わることができます。


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よく例えられますが、
「好きなことを仕事にする」考え方と、「就いた仕事を好きになる」考え方がありますよね。

私は新卒では前者、転職では後者を経験しましたが、
どちらの道が向いているのかはその方次第、そしてその方の状況次第かなと思います。

どちらの目線で就職しても、もしくは結果がどちらになっても、もしかしたらどちらでないにしても、
「学ぶ姿勢・興味を持つ姿勢」があればどこでも楽しめるというのが個人的な感想です。

例えば前職の物流業界には今でも興味は尽きないですし(リフトアクスルされているトラックを見ると空車かと想像したり、高速道路でダブル連結トラックを見るとその企業名を覚えて次のPAで調べたり…なんて癖もまだ抜けていません。笑)、

現在のオイレス工業はもちろん、今まで自分が経験した業界の存在意義もどこも誇らしく、将来につなげていきたい業界だと思っています。

好きなことを仕事にする軸、社会貢献度の高い企業という軸、将来自分の子供に誇れる仕事という軸など、あげだしたらキリがないですが、就活の軸・大切にしたいことは一人ひとり異なります。

まずはブレない軸を定め、時には柔軟に価値観をアップデートし、皆さんが悔いのない就職活動時期を送れることを陰ながら応援しています。
(自己分析や面接対策など、極めたい方はぜひ弊社の「就活応援セミナー」がおススメです!)

余談ですが…
このラジオ番組の最後には、就活生からリクエストがあった就活を支える曲として
Creepy Nutsの「のびしろ」が流れました。

ぱっと思いつく私の就活応援ソングとしては、sumikaの「simple」をあげてみます。

人事部 谷澤

仕事とは、自分にとって何なのか

2024/02/14(水) 13:00
こんにちは。オイレス工業の谷澤です。(ほぼ私のつぶやきブログです)

ものすごく個人的なお話になってしまうのですが、先日、私の母が新卒で入社してずっと勤めてきた会社を退職しました。60歳の定年退職から数年働き、第二の人生に向けての区切りを迎えたわけですが、私たち兄弟二人を育てながらずっと正社員で、しかもフルタイム勤務で勤め上げたことに尊敬と感謝しかありません。

母が若い頃は働き方改革やリモート勤務などもなく、仕事が忙しけれが休日出勤もありで、
時々ですが、幼い兄と私を連れて会社に出勤し、私たちは母の職場で待っていた記憶もあります。

今考えると、何より一番すごいのは母から仕事に対する弱音や愚痴を一切聞いたことがなかったことです。
(私は仕事で何かあったり辛いことがあると、速攻で友人に話すタイプですが…笑)

あまり家族で仕事の話はしないのですが、「仕事が楽しい」とは聞くことはありました。

家族がいれば、仕事とは生活するために必要で、生きていくためには不可欠なものであるという考えもありますし、
若い頃は特に「自分が何をしたいか、能力を活かせるか」に重きをおく方も多いと思います。

社会人の24時間の割合って、起きている時間の半分以上は仕事をしているわけですから、「仕事」に対してどれだけポジティブな気持ちを持っていられるか、は他の時間の過ごし方を左右するくらい大切ですよね。

母にも弱音をはきたくなる時や愚痴をこぼしたくなる時もあったと思いますが、
「楽しい」と胸をはって言い切っていた姿はかっこよかったですし、だからこそ40年以上も働き続けられたのかと思います。

仕事とは自分にとってなにか、という問いに対する答えは今と数年後、数十年後と変化していきますが、
どんなに些細なことでもいいので、「楽しい」というポジティブな感情は常に持ち続けたいですね。

身近な建物にオイレスの免震技術

2023/12/11(月) 13:45
こんにちは。オイレス工業の谷澤です。

時はさかのぼり、今年のGWのお話です。

個人的なお話になりますが、私の趣味はサッカー観戦と美術館・博物館巡りなのですが、
5/5の午後にとある展示を見るために、六本木の「国立新美術館」を訪れていました。

普段通りゆっくり展示を見て回っていたところ、「地震発生」との館内放送が流れました。
(石川県の能登が震源でした)

揺れも感じず、ただし情報が全くないため、これから本震が来るのかと不安を感じながらも、
まずは館内アナウンスに従って非難を待とうとその場で待機していたところ

「この美術館は”免震”構造のため、安心です」

という主旨のアナウンスが流れました。


まだ入社から半年ほどだったので、国立新美術館の免震装置がどこの会社のものか知らず、
家に帰って即調べたところ、まさにオイレス工業の装置であったことがわかりました。

地震発生時に、自分がいる建物が「免震」であると知った時の安心感、
そしてそれが自分の会社の製品であったこと。非常に誇らしい気持ちになりました。


免震・制震は保険のような存在で、
毎日必ず使うものではなく、地震が発生した時にその効果を発揮します。

いつ起こるかわからないですが、万が一の時は建物だけではなく、人の命や大切な財産も守ることができます。


日本で初めて免震構造の建物を手掛けた、パイオニア的なオイレス工業について、
ただいた先輩社員からの業務紹介セミナーでも詳細をお伝えしています。
更に当社に興味を持っていただけると嬉しいです!

「軸受」を知っているとちょっとした気づきがある映画

2023/10/27(金) 09:00
こんにちは。谷澤です。

インフルエンザが早くもはやってきましたね。
オイレス工業でも11月に職場での接種日が設けられ、補助金も支給されます。
私は都合が合わなかったため先日個人で医療機関で受けましたが(その場合でも補助金申請可能です)、
毎回のごとく腕が腫れ、ひどい赤みと痒みで2.3日は腕に冷えピタをはって過ごしました…。

ただし、一番大切なのはこまめな手洗いうがい・十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事です。
年明けほどから面接を活発に受けられる方も多くいらっしゃると思うので、自分の健康は自分で守っていきましょう。

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さて、先日「アキラとあきら」という映画を見ました。
昨年に映画館でも見たのですが、アマゾンプライムで公開されていたのが偶然目にとまり、
おもしろかったのでまた見てみよう、と何気なく見てみました。

竹内涼真さん演じる瑛(あきら)の幼少期の冒頭シーンで手にする機械部品がボールベアリング(やるせなく切ないシーンですが…)で、
そして銀行に入行した瑛と、横浜流星さん演じる彬(あきら)の新入社員研修にて、
キーワードの1つに「金型の所有権」が出てくるなど、
昨年見た時よりも「!!」と思うポイントがたくさんありました。

説明会等でも、「軸受」について今まで知らなかった方も多くいらっしゃる中、
私もオイレス工業に入社するまではその一人でしたが、
知見が広がった今見直したらとても腑に落ちるものがあり、違う目線でも楽しむことができました。

銀行員として二人のあきらが窮地に立ち向かっていく映画ですが、
軸受が登場する映画でもありますし、
(オイレス工業のメイン事業のすべり軸受ではなく、ボールベアリングですが)
さすが池井戸作品!というストーリー展開も素晴らしいので、もし機会があればぜひ皆さんも息抜きに見てみてくださいね。

私がオイレス工業を選んだ理由(中途社員編)

2023/08/10(木) 10:00
こんにちは!採用担当の谷澤です。

説明会やインターンシップに参加したり、さらに会社を探したりなど、
皆さん活発に就職活動を進めている方が多いかと思います。

本日は皆様の選択肢の1社に、「オイレス工業を検討してほしい!」という思いからブログを書いてみます。

私は生まれも育ちも就職までずっと静岡で、昨年12月末に入社した中途社員です。
転職活動を始めた半年前まで「オイレス工業」を聞いたこともありませんでした。

そんな私がなぜ入社に至ったのか、どうやってオイレス工業を知ったのか、参考になれば幸いです。

●オイレス工業を知った経緯
結論、「免震」です。

まず私は神奈川県で企業を探していました。(神奈川の理由、その他諸々の条件は省略します)

とあるエージェントの転職サイトを見ていた際、
「免震のパイオニア」という言葉を見て、惹かれたのが第一歩です。

私の実家が免震住宅で、住宅メーカーさんから免震の素晴らしさを聞いていたこともあり、
オイレス工業が「日本国内初の免震構造ビル」を建築したと知り、興味を持ったのがきっかけでした。

そこから更に調べてみると、免震とともにベアリング(恥ずかしながら軸受について無知でした…)しかもオイレスベアリング(オイルレスベアリング)の国内トップメーカーと知り、
社会貢献度の高さや事業の強さ、オイレスベアリングの将来性など、
会社のHP等で学んでいくうちに、以下入社の決めてになった考えに至りました。


●入社の決めて
結論、「事業内容」です。

この言葉だけだとありがちで、決めてとしては弱いと思うので、もう少しお伝えしてみます。

私は前職で運送会社に勤めていましたが、
コロナ禍に直面し一番強く感じたのは「事業内容は大切である」ということです。

運送会社は「ただモノを運んでいる」だけでなく、
会社によって、専門的に運んでいる貨物や、運ぶのが得意な貨物があったりします。

コロナ禍で、例えば飲食店向けの商業用飲料をメインで運んでいた会社の状況の厳しさを耳にしたり、実際に私の勤めていた会社のとある営業所も打撃を受けました。

そんな時、「人間以外はすべて運んでいる」と例えられていたくらい前社では幅広い貨物の取り扱いや取引先があったため、厳しい営業所をカバーしつつ、しかも売上高が伸びたというエピソードがあります。

コロナ禍で「事業の幅広さ」がいかに強いか、有事の際に従業員もその家族も守ってくれることにもつながるという価値観が芽生え、
転職活動をする際は「事業内容」を一番の軸にしようと決めていました。


オイレス工業は大きく「ベアリング」「免制震」が事業内容となりますが、
ベアリングは自動車、一般産業など幅広い分野で採用されています。
例えば昨年実際に起こりましたが、戦争等の世界情勢によって自動車メーカーが打撃を受けたとしても、
一般産業向けのベアリングで利益を確保できますし、そもそも機械があるこの世の中でベアリング自体の需要がなくなることはありません。

更に人々の命を守る免制震事業は、これからさらに需要が増えていくと思います。

強固な基盤のある事業内容、そもそもの事業の将来性に強く惹かれたこと

これが私の入社の決めてになりました。


●余談
私は事業内容に惹かれて興味を持ちましたが、
もう1点素晴らしいと思ったのが待遇、福利厚生です。

年間休日が127日(前職から約30日増えました…笑)であったり、
有休がとりやすい環境であること、
各種手当の充実、社員の財形貯蓄を支援する制度、保養所や契約リゾートホテルに社員割引価格で宿泊できたり
女性の働きやすさを推進する制度もあったりなど、
こんなに社員を大切にしてくれる制度や手当、風土があるんだということに驚きました。

今まで勤めた会社に入社したこと、そこで働いたことに一切後悔はありませんが、
世の中にはこんなに素晴らしい会社があるんだと思いましたし、入社することができ本当によかったと思っています。(家族、特に友人がいい会社に巡り合えたと喜んでくれたことも嬉しかったです。)


長々と書いてしまいましたが、
どんな会社に巡り合えるのか、どんな会社が自分にはまるのか、本当に人生はわからないものです。
だからこそ、視野を広く、何より自分を一番に大切にして就職活動に臨んでほしい、ということを私からのメッセージとさせていただきます。

皆様の選択肢の1社に、オイレス工業があることを願っております!