2012年4月～2016年3月　 東日本の大学（国立）
2016年4月～2018年3月　 西日本の大学院（国立）
2018年4月 　カジマベトナム 入社

留学時に培った建築に関する専門知識と語学力、そして自分自身が持っているベトナムの知識を活かし、母国の経済発展と日系企業の誘致に貢献したいと考えました。そこで、ベトナムでの工場・商業施設等の建設実績が多く、技術力も高く評価され、歴史のある鹿島建設に憧れ、母国にある鹿島ベトナムの入社を志望しました。

入札段階に設計図、仕様図を元に、数量積算、工事費算出の仕事をしています。プロジェクトを勝ち取るため私達のチームにとってコスト競争力は重要なポイントです。多様な資材から、お客様の要望に沿い、高品質かつコストを抑えられるものの選定において資材への知識力が求められます。そして、高価格で輸入費等多くかかる日本製の仕様に対しては同等な現地資材を採用し予算を効果的に抑えられるよう提案します。日本品質に近いものを現地で入手するために協力会社の情報収集・関係づくりは大切です。また追加情報、設計変更時、即座に対応できるよう社内でも設計チームと情報交換を密に行い作業効率を重視します。お客様及び協力会社への柔軟な交渉力、資材知識力の習得を常に心がけています。

新卒として鹿島ベトナムへ入社し、大規模なプロジェクトに参加させてもらいました。社会経験が浅いことから不安がありましたが、徐々に仕事に慣れ、自信を持って業務を遂行することができました。それは最高の上司、仲間と一緒に仕事をさせていただけるからです。日本人上司、ベトナム人先輩がどんな質問でも優しく説明し、多様な角度から私の視野を広げてくれました。どんな事も気軽に相談できる環境だからこそミスを恐れず、社内で意見交換をしっかり行えました。また海外経験豊富な日本人上司と若手日本人スタッフが交わり、社員教育を重視する環境とローカルスタッフとの交流があふれる職場は鹿島ベトナムの誇りだと思います。このような恵まれた環境にいるからこそ、仕事へのモチベーションが高まり、自身の成長を実感でき、心から感謝しています。