「モノを売るな、コンセプトを売れ」というスローガンのもと、美容室の課題解決に尽力する貴社のフィールドパーソンの働き方を体感したいと感じたからです。私はこれまで「営業職」とは、自社製品を顧客に全面的にアピールしていかに売り上げを伸ばすか、という競争の激しい業務のように勝手にイメージしていました。しかし、貴社の営業職は商品を売ることを第一の目的とせず、美容室の繁栄に貢献するために徹底的に「人」に寄り添い、顧客と共に目標に向かって成長していける働き方に魅力を感じました。

オンラインでの参加でしたが、どの学生も非常にフレンドリーかつ協調的で、緊張感も和らぎすぐに打ち解けることができました。また、臆することなく率先して意見を発言できる意欲的な学生が多いと感じました。チーム内の様々な意見を否定することなく、多様な意見を受け入れながら議論を進めていくことができたので、非常に発言しやすく、終始明るい雰囲気でした。活発に意見をシェアしていくことで学生同士の距離も縮まり、和気藹々とワークに取り組むことができました。発表後のフィードバックでは「グループ内の共感力が高く、新たなアイディアが次々と出てくる雰囲気だった」との評価をいただきました。自分の考えをしっかり示しつつも、一人一人の意見を尊重できる、積極性と協調性を兼ね備えた学生が多い印象を受けました。非常に有意義な時間を過ごせました。

フィールドパーソンにおいて欠かせない「人との信頼」を獲得するための要素や、「コンセプトを売る」という貴社独自の営業スタイルのノウハウを学ぶことができました。相手との信頼関係を構築するためには、主に二つの点を意識することが欠かせないと学びました。一つ目は、目標を明確化することです。この目標というのは、あくまでも顧客である美容室のオーナーの方が掲げている目標であり、自分の売り上げ目標や達成したいビジョンを全面的に強調することではありません。常に顧客の現状や抱えている課題、今後の展望をフィールドパーソンが明確にすることで、真摯に寄り添いながら共に行動に移していけるということを学びました。二つ目は、情報収集を徹底的に行うことです。現状を適切かつ具体的に把握するためには、５W1Hに基づいて情報をインプットしていくことで相手をより正確に知ることができ、信頼の獲得につながることを学びました。

美容業界に興味のある方もそうでない方も、将来は人との繋がりを大切にしながら課題解決に貢献したい、と考えている方はぜひ参加してみて欲しいと思います。「相手は何を求めているのか」と常に相手の立場から物事を考えるワークを通して、傾聴の姿勢の大切さを学ぶことができました。傾聴の姿勢というのはどの業界・職種においても必要不可欠な要素だと私は考えます。どんなビジネスでも根底にあるものは人との信頼関係だと思います。人の想いや目標、夢に徹底的に寄り添いながら共に成長していける仕事に就きたい方にとって、フィールドパーソンという仕事は非常に魅力的だと感じます。

私がインターンに参加して一番強く感じたことは、「ミルボンという会社は何よりも人を大事にしている」ということです。インターンを通して、とことん人に寄り添いながら成長していけるフィールドパーソンという働き方について、ぜひ理解を深めてみてください。ネット上でどこでも誰でも簡単に情報が得られる世の中ですが、インターンに参加することの最大のメリットは「人との出会い」だと私は感じています。先輩社員の方々や同期の学生など、出会う人との対話を通して「なんかいいな」と感じる直感が、就職活動を進めていく中で意外にも重要な要素であると私は思います。就職活動においては、失敗も成功も全ての経験を面白がって前向きに行動に移していけば、自ずと自分の置きたい環境が見つかり、一緒に挑戦したい仲間にも出会えると思います。ぜひ何事も楽しんでみてください！応援しています。