浅野製作所は金型製作を手がけるモノづくり企業です。素材を流し込み、設計図面通りの形に加工する金型は製造業に欠かせないモノづくりの原点のパーツ。とくに当社はアルミ・亜鉛・マグネシウムなどの非鉄金属の加工を専門とするダイカスト金型の設計・製作・解析に特化しています。製造する金型は重量が2トンを超える大型から、手のひらにのるコンパクトサイズまで様々ですが、ダイカスト金型は高精度で複雑な形状をした金属部品の大量生産に適しており、その構造はミクロン単位の正確性が求められる非常に精緻な製品です。社内には<設計・営業>と<生産部>の2部門が連携し、全社ワンチームとなってモノづくりを行っています。

当社が誇るのは第一に技術力です。なかでも設計に関しては、業界でいち早く「3次元CAD・CAM技術」を導入し、ダイカスト金型に特化した独自のシステムを構築しています。当社の<設計・営業>は、お客様との最初の仕様の打ち合わせからモデリング、緻密な図面設計、測定・解析を担いますが、さらに、3次元測定機による品質管理、流動解析ソフト導入による高効率化など、長年培ってきたノウハウと新たな技術を融合した高精度な金型設計の最適化を実現しています。システムは毎年バージョンアップされ、つねに金型設計の最先端を学びながら、高い専門性を持つ技術営業としてキャリアを重ねていけます。

生産部は基本的な操作で簡単な加工ができる「汎用機」、そして複雑な加工を行うためのマシニングセンター、型彫放電加工機、NC旋盤など各種金属加工の「専門機械」が多数導入されています。技術職の場合、「汎用機」による基礎から「専門機械」を覚える応用へと、段階的にスキルや資格を身につけながら、「多能工」を目指します。一人ひとりが高い技術力とこだわりを持って黙々と真剣に仕事に励む、職人気質な一面もある一方で、ベテランは後進の指導にも熱心で面倒見も良く、若い人材が安心して成長できる環境です。将来的には金型製作に限らず、金属加工の技術職として、“一生の手に職”を身につけることができます。

社名 | 株式会社浅野製作所 |
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本社所在地 | 新潟県三条市西大崎1丁目25番8号 |
代表 | 代表取締役 浅野 浩司 |
設立年月日 | 1960年(昭和35年) |
事業内容 | 金型製造業(ダイカスト金型を中心とした、金型の設計・製作・修理・改造) ADSTEFANを用いた流動解析 |
資本金 | 1,200万円 |
従業員数 | 7名(2024年9月時点) |