たとえば「奥尻ブルー」と呼ばれる海。透明度が高く、ダイビングや海水浴でもその美しさを体感できます。球島山からの眺めや、自然がつくり出したアーチ状の鍋釣岩、神威脇温泉から望む夕日も、この島ならではの景色です。そして食の豊かさ。ウニやアワビといった高級食材が有名で、旬の海産物は町民同士で分け合う文化も。さらに島内で栽培されたブドウを使った奥尻ワインも人気を集めています。
そして何より、この島では時間がゆっくり流れています。かつて都会に暮らしていた人は「心の余裕を取り戻せた」とも。ここでは、ただ「食べる」や「見る」では語り尽くせない、五感のすべてが心地よくなる暮らしが待っています。

観光、水産、空港管理、建設、福祉、教育、バス運行──奥尻町の職員が関わる分野は、暮らしのすぐそばにあるものばかり。書類をまとめるだけの毎日ではなく、現場に出て、動いて、まちとひとを近くで支える仕事とも言えるでしょう。
町民との距離も、とても近いです。島では、2〜3回顔を合わせればすっかり“身内モード”。外を歩いていればどこからともなく声がかかり、まるで昔からいたように接してくれるはず。だからこそ頼られる実感と、応えたくなる気持ちは人一倍になります。配属は適性や希望を踏まえて決まり、総合職なら異動を通じてさまざまな領域を経験します。管理職になれば提案する側として、街の活性化自体にも貢献できるようになります。

神奈川・東京・高知・沖縄・福島・函館・長崎・広島など、移住者の出身地は多種多様。単身者もいれば家族で移住された方もいます。「30度を超えたのは1年で数日」「冬もそこまで寒くない」──そんな声もあり、過ごしやすい気候も魅力のひとつです。
もちろん、住宅のサポートは充実。町営住宅があり、2〜3LDKで月5000円〜数万円(手当支給)で住めるケースも。物件の下見には職員が同行し、建物の状態だけでなくその地域の雰囲気や暮らしの注意点まで丁寧に伝えてくれます。
生活インフラも整っていて、スーパー、個人商店、居酒屋、コンビニ(23時ごろまで営業)など、日々の暮らしに必要なものはひと通り揃っています。

社名 | 奥尻町 |
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本社所在地 | 北海道奥尻郡奥尻町字奥尻428番地2 |
代表 | 町長 新村 卓実 |
設立年月日 | 昭和41年(1966年)1月1日 |
事業内容 | 総人口:2,098人 世帯数:1,323世帯 |