虎のつぶやき
エミール
2023/08/31(木) 09:18:00
本日はジャン・ジャック・ルソー著のエミールという本を紹介したいと思います!
興味ない方が多数派だとは思いますが、私は好きすぎて三周も読んでしまいました。
この本はルソーが「俺が子どもを育てるならこう育てるぜ!」という内容になっております。
1762年にフランスとオランダで出版されました。
当時は中世から近代への過渡期で、封建社会の風習が残っていました。
貴族と平民と奴婢の階級もあり、エミールという架空の男の子は、貴族の子どもという設定です。
まず、最初に書かれている内容は自然の摂理にあらがってはいけないということです。
この世の中の法則に反抗しても、何もうまくいかない。むしろそれに沿って行動すべき
ということです。
これを一貫した主題として、話を進めていきます。
以降は長いのでハイライトで紹介します。
幼児はそのままでも十分生きる力があふれているのだから、動かないように
固定したりすることはしてはいけないと述べております。
西洋ではコルセットのような器具で、生まれたばかりの子どもを動きずらく
する風習があったようです。現代ではそのようなことはなくなりましたが、
興味のある分野に対してあれは悪いこと、危ないことだと教えて学ぶ機会を奪うこと
に酷似しているように思われます。
危ないから料理をさせない、その結果いい歳超えても何もできない大人になってしまう。
よく聞くことです。摂理の通りに、押し付けるのではなく一緒に学ぶ姿勢が必要かも
しれませんね。
長くなるので続きは次回に致します。
興味ない方が多数派だとは思いますが、私は好きすぎて三周も読んでしまいました。
この本はルソーが「俺が子どもを育てるならこう育てるぜ!」という内容になっております。
1762年にフランスとオランダで出版されました。
当時は中世から近代への過渡期で、封建社会の風習が残っていました。
貴族と平民と奴婢の階級もあり、エミールという架空の男の子は、貴族の子どもという設定です。
まず、最初に書かれている内容は自然の摂理にあらがってはいけないということです。
この世の中の法則に反抗しても、何もうまくいかない。むしろそれに沿って行動すべき
ということです。
これを一貫した主題として、話を進めていきます。
以降は長いのでハイライトで紹介します。
幼児はそのままでも十分生きる力があふれているのだから、動かないように
固定したりすることはしてはいけないと述べております。
西洋ではコルセットのような器具で、生まれたばかりの子どもを動きずらく
する風習があったようです。現代ではそのようなことはなくなりましたが、
興味のある分野に対してあれは悪いこと、危ないことだと教えて学ぶ機会を奪うこと
に酷似しているように思われます。
危ないから料理をさせない、その結果いい歳超えても何もできない大人になってしまう。
よく聞くことです。摂理の通りに、押し付けるのではなく一緒に学ぶ姿勢が必要かも
しれませんね。
長くなるので続きは次回に致します。