虎のつぶやき
メディア論
2024/01/21(日) 09:18:00
本日はマーケティングにも必要なメディアについて解説します。
まず、メディアとは媒体、中間という意味です。
そこにMASS(たくさんの)という接頭辞を付けてマスメディアという
言葉になります。
今回はコミュニケーションの媒体は何で、どんな特徴があるのか
書いていこうと思います。

メディアは大きく分けて三種類あります。
まずは原始的なものです。
肉声、太鼓、ほら貝、火による合図、手紙、旗等です。
一度に情報伝達できる相手は限定的で、コストはあまりかからない
という特徴があります。

次は印刷技術を使ったものです。
グーテンベルクの活版印刷を皮切りに出たメディアです。
本、雑誌、新聞等です。
これは、たくさんの人に情報を伝達できます。
なので、マスメディアです。
コストが高いというデメリットもあります。

最後はインターネットを使ったものです。
当然マスメディアに該当します。
たくさんの人に情報を発信でき、コストもほとんど
かからないという優れものです。
しかし、情報が多すぎて埋もれてしまうことや、
一度発信すると取り返しがつかないなどのデメリット
があります。

上記のような違いがあります。
もう少しだけ掘り下げると、印刷されたものには「権威」がありますが
ネットの情報にはほとんどないということです。
著者は名前を出して出版するので、当然相応の責任が伴います。
読者は、その責任や肩書などから権威を感じながら読むのです。
だから間違いはあまり多くありません。

しかし、ネットは誰でも簡単にうその情報を流せます。
名前を出す必要もないので、責任はほとんど求められません。
それはさながら井戸端会議のようなものです。
フェイクニュースが横行するわけです。

企業はこのようなメディアの特徴を理解しながら
広告を展開するのです。
SNSマーケティングは確かにネットですが、
公式アカウントを作成するなどして情報に
権威を持たせることも可能です。
今回は以上とします。

次回予告 禁断の実験~目の茶色い子、目の青い子~