虎のつぶやき
企業理念は綺麗ごとではない
2025/03/30(日) 09:29:00
前回の続きになります。
ジム・コリンズは変わることのない理念(コアバリュー)が何よりも大切だと
述べております。
ここが崩れた会社は衰退しているのです。
外部から優秀な経営者を招くことは多々あります。
それが絶対に間違いではありませんが、偉大な企業にまで
成長させたのはほとんどが生え抜きの経営者です。
どんなに困難な状況になっても理念を守り続けられるか。
ここが最大の肝になってきます。

そのためには、まず最初に人を選ぶことが大事であるとも
述べております。
表現としては「バスに乗せる人を選ぶ」となっております。
理念に共感してくれていれば、急な方向転換にも対応できます。
適切な人材であれば、管理する必要もないのです。
放っておいても成果を出してくれます。
官僚主義に走るのは、不適切な人材が原因とも述べております。
能力が高いことも大切ですが、何よりも求められることは
やはり理念に共感しているかです。

次回予告 正しさには痛みが伴う