社員インタビュー
社員インタビューvol.1

佐伯 圭太


Saeki Keita


2016年入社
TPH事業部 製造技術









佐伯 圭太


Saeki Keita


2016年入社
TPH事業部 製造技術















TPHの改良や品質向上に取り組んでいます

私はサーマルプリントヘッド(TPH)の部門で働いています。TPHは、POSレジ、券売機、シール、デジタルフォトプリンタなど、身近な感熱式プリンタに組み込まれているデバイスです。
ヘッドの先端に微細な発熱素子が並んでいて、1つ1つの電極を制御して感熱紙に熱を伝える─というのがTPHの仕組みです。当社のTPHは、最大1200dpiという世界最高レベルの超高解像度が強み。大判印刷やカラー印刷にも対応しています。
TPHの基本的な構造や形状は、すでに完成形なのですが、お客様の要望や市場のニーズに合わせて改良を続けています。特に脱炭素社会などの流れもあり、より少ない電力で印刷ができる製品の開発に取り組んでいます。
















生成AIをデータ分析などに活用しています。

仕事ではTPHの製造技術を担当しています。製品の中にはどうしても基準に満たない不良品が発生します。そこで製造工程やデータをチェックして不良の原因を分析。製造方法を見直したり、製造設備のプログラムを調整したりして改善しています。
問題を解決して生産性が上がったり、不良品が減って利益が増えたり、取り組みの成果が数字に現れたときは達成感を感じる瞬間ですね。職場のみなさんもねぎらいの言葉をかけてくれるので、モチベーションになっています。
最近は、生成AIも利用しています。いままで手作業でしていた、データの取りまとめや分析をAIでプログラム化したことで、時間と手間を大幅に節約できるようになりました。
















暮らしやすい旭川で技術を継承していきたい。

職場には、ベテランの上司や先輩がいて、ものづくりの技術や過去の事例などを教えてくれます。先輩たちの知恵を引き継ぎつつ、若手メンバーと力を合わせて会社をさらに発展させていくのが、これからの目標です。
ひとり立ちして担当業務を持てば、比較的自由に仕事ができる環境です。課題を見つけて解決することに面白さを感じる人なら楽しめるはずです。管理系ではなく技術系や開発系の仕事を続けていきたい人は、やりがいがあると思います。
旭川は北海道で第2の都市でありながら、人が多すぎず暮らしやすい街だと感じています。個人的には、食事や飲み会にも気軽に参加してくれるような、フレンドリーな方と一緒に働きたいです。