社員インタビュー
社員インタビュー(長濱さん)






社員インタビュー









鉄道会社で培った「通信」の経験を武器に、

さらなる成長を目指して幅広い分野に挑戦

鉄道会社で培った「通信」の経験を武器に、さらなる成長を目指して幅広い分野に挑戦

長濱 裕幸


関東支社 管理事業部 施設課


施設職(通信職)/2017年4月入社










入社後の経歴
2017年4月 関東支社 佐久管理事務所
2019年6月 東北支社 盛岡管理事務所
2021年11月 関東支社 管理事業部 施設課








EPISODE 01

幅広い分野に携わりながら自己成長を目指せるフィールドを求めて






前職は鉄道会社に勤務し、列車無線、伝送設備、ケーブル類、駅構内の各種設備などの通信設備工事の設計や施工管理を担当。大きい工事の場合は外部に委託することもありましたが、小規模な工事は自分で図面を作成していました。

経験を積むにつれ、次第に通信以外の様々な分野の仕事を手掛けてみたいと考えるようになりましたが、前職の会社では特定の分野の仕事を担当していたため、係わる仕事の内容は限定されていました。そんな中、設計を4年、施工管理を4年経験し、ちょうど一つのサイクルが終わった頃に、NEXCO東日本がキャリア採用を行っていることを知りました。業務内容を詳しく調べてみると、通信以外にも電気・機械・建築等幅広い分野の業務に携われること魅力に感じ、応募することに。以前の会社に大きな不満があったわけではないため、NEXCO東日本以外への転職は考えていませんでしたが、無事に内定をいただけたので転職を決めました。







EPISODE 02

現場を4年ほど経験した後、管理事務所を統括する支社勤務に






入社後は長野県の佐久管理事務所や岩手県の盛岡管理事務所に所属され、通信工事や建築工事、設備工事などの発注・管理に従事しました。初めて経験することも多く、最初は不慣れなところもありましたが、前職で通信工事の経験があったので比較的スムーズに馴染めたと思います。現場はチームで動くため、業務を行いながらその都度教えてもらえるのがありがたかったですね。どちらの管理事務所のメンバーも気さくな方ばかりで、フランクに教えてもらえました。

その後、2021年11月に関東支社 管理事業部 施設課へ異動となり、現在は通信職としてETC設備の更新計画の策定や無線設備の法定手続き業務などを担当しています。ETC設備は定期的に更新を行う必要がありますが、関東支社はエリアが広くETC設備の台数が膨大であり、設置場所によって故障頻度も異なるため、 それら様々な要素を組み合わせながら優先順位をつけて更新計画を立てていきます。加えて、無線の免許を総務省に申請するなどの各種手続き業務も担っており、外部機関と打合せする機会もあります。このように、支社では事務所全体に係る責任のある仕事を任されていますが、 管理事務所での経験や周りのメンバーのサポートを受けながら責任感を持って仕事に臨むことができています。











EPISODE 03

新しい分野で苦労の連続。その分だけ大きなやりがいと成長を実感






これまでの仕事の中でもっとも心に残っているのは、入社後初の現場となった「佐久管理事務所の増築工事」です。主に現場の立ち会いや社内調整・工程調整などを担当しましたが、建築工事に携わるのは初めてのことでしたので、建築図面の確認方法や専門用語がわからず苦労することもありました。とりわけ新築工事ではなく現在使っている建物の増築工事だったため、事務所のスタッフに移動してもらうなど、色々な調整が発生したのが大変でした…。しかしその分、上司や同僚、グループ会社の皆さんに支えられながら1年以上の期間をかけて無事にしゅん功を迎えられた時は感慨深かったですね。これまでは未知の領域だった知識や学びを得て、とても良い刺激になりました。

また、鉄道にはなかった設備に携われるのも新鮮でした。例えばトンネル内でラジオ放送を聞けるようにするトンネルラジオ再放送設備もその一つ。こんな設備があるなんて当社に入るまで特別意識したことはありませんでしたから、こうした多彩な設備に関われることも、この仕事の魅力だと感じています。







EPISODE 04

人々の暮らしを支えるインフラに関わり、幅広い経験を積んでいく






前職もそうでしたが、物流や交通を支えるインフラに携わり、自分の仕事を通じて社会に貢献できていると感じられることがやりがいにつながっています。鉄道も道路も同じインフラですが、大きく違うのは「鉄道はレールの上しか走らない」のに対して、「道路は良くも悪くも運転者次第でどこでも走れる」ということ。そうした意味で、同じインフラでも安全に対する意識など業務に対する視点は変わりましたね。また、前職では新しくつくる建設工事が多かったので、つくった後の保守のことまではあまり意識していませんでした。しかし今は保守がメインですので、つくったその先の維持管理のことまで考えて業務に取り組むようになりました。また、通信だけを担当していた頃と比べて、電気や建築の知識を得て視点が広がったと感じています。

目下の目標は、第一級陸上無線技術士の資格を取得することです。本社が企画する資格取得のための講習会があり、そこでは色々な資格を保有している社員のリアルな声を聞くことができるので、資格に関する知見を広げる良い機会になっています。また、前職では仙台中心の東北エリアを担当していましたが、現在は東日本全域と活動範囲が大幅に広がりました。これからたくさん異動を経験し、色々な場所で色々な人と出会って自身を成長させていきたいです。








※記事の内容や部署名等は取材当時のものです