クロストーク
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Cross Talk

クロストーク













  • 1年目の新人社労士

  • 時短勤務中の女性リーダー

  • 統括マネージャー


立場が異なる3人が語る
パーソネルワークスの魅力







introduction

自己紹介


「中堅大手企業が主要顧客であること」に魅力を感じた





──まずは、皆さんお一人ずつ自己紹介をお願いします。社労士を目指した理由なども教えてください。



私は2021年4月に入所したばかりの新人です。パーソネルワークスに入所する前は、大手旅行会社に勤めていました。前職ではカウンター営業を経験した後、労働環境の適正化などに興味を持ち、社内公募制度を利用して労務管理部門に異動しました。労務管理業務や安全衛生管理、給与計算、社会保険手続き業務などを担当する中で、「一つの会社だけでなく、色々な会社の労働環境に関わる仕事をしてみたい」と思うようになり、在職中に社労士の資格を取りました。



私は、学生時代に就職活動をしていた頃から人事の仕事に興味がありました。卒業後、製造業を手がける会社に就職し、人事総務部門に配属となりましたが、旅費等の経費精算や通信費の管理といった総務の仕事がメインでした。人事関連の業務に携わりたいという思いが強かったので、希望する仕事に近づけるように在職中に社労士の資格を取得。それでも前職ではその資格を活かすチャンスに恵まれなかったため、2013年4月にパーソネルワークスに転職しました。現在は二度の産休・育休を経て復帰し、時短で働いています。



私は現在統括マネージャーとして、労務顧問やスポット案件に対応しながら、担当部門の業務管理・顧客管理・人員管理のほか、新規顧客獲得営業のサポートや事務所経営の補佐などを担当しています。パーソネルワークスに入所したのは2008年4月ですから、在職歴は13年以上になります。以前はクレジットカードを取り扱う会社に勤め、色々な部署を経験しましたが、その会社で定年まで勤め続けるイメージが湧かず、4年弱で退職しました。「自分の力で勝負できる仕事がしたい」と考え、元々法学部出身ということもあって士業に転身しすることを決意し、社労士の資格を取りました。







Mari Matsuda


松田 麻里


社会保険労務士


2021年入所




















Seri Abe


阿部 世理


リーダー/社会保険労務士


2013年入所








Masakazu Kotsubo


小坪 正和


統括マネージャー/特定社会保険労務士


2008年入所







──皆さんは、なぜパーソネルワークスを選んだのですか?



転職する前は、社労士事務所といえば一人の社労士が何社も掛け持ちして数をこなすイメージを持っていました。転職活動中にいくつかの社労士事務所を見ましたが、パーソネルワークスは大手企業をメイン顧客としており、一人の社労士が受け持つ会社数が限定的で、提供するサービスの質を大事にしている印象を受けました。ここなら一社一社とじっくり向き合えそうだなと感じ、興味を持ちました。大手企業を相手にしているからこそ、スピード感ある対応や柔軟さが求められ、社労士として成長できる期待感もありました。また、面接の雰囲気も良く、私が不安に思っていることに対して丁寧に説明してくださったのも好印象でしたね。



私の入所動機も松田さんと似ています。社労士事務所の多くは個人経営で、中小企業の顧客を何社も担当するものだと思っていましたが、パーソネルワークスは規模の大きな会社を顧客としている点が特徴的で、私が想像している世界とちょっと違うなと感じました。他の事務所と毛色が異なる点に興味を惹かれて応募したところ、運よくご縁をいただけたので転職活動では1社しか受けませんでした。



私は転職活動の際にパーソネルワークスと、もう一社税理士法人併設の社労士事務所を受けました。当然のことながら、その事務所は税務・会計業務に関連する案件が多く、社労士の仕事は給与計算業務がメインでした。正直に言うと、当時は社労士の業務内容をしっかりと理解していたわけではありませんが、給与計算業務の専門家になるのは違うなと思い、パーソネルワークスを選びました。給与計算業務を受託していないパーソネルワークスなら、自分がやりたい社労士の本業に集中できると考えたのです。また、二人と同様に中堅大手企業が主要顧客であることや、正職員の全員が社労士登録者または試験合格者なので、多くの経験や刺激を得ることができる点も大きなポイントでした。



──皆さん、大手企業が主要顧客である点に惹かれたのは共通していますね。



私たち三人だけでなく、その点に惹かれて入所してきたメンバーは多いと思います。
ちなみに、その他の理由としては、「事務所の規模がちょうど良かった」という声も聞きますね。20名程度の規模は社労士事務所としては中規模かと思いますが、大きすぎず小さすぎず、個人が尊重されながらも組織として同一のベクトルを保てる規模感に働きやすさを感じているメンバーも多いようです。確かに、私個人の考えとしても例えば100名以上という規模になると業務が細分化・定型化したり、教育指導が行き届かなくなり、意識や能力に差が出てしまう恐れがあります。アウトソーサーと一線を画したプロ集団という意味では事務所全体での社労士登録者・試験合格者の比率を高く維持しつつ30~50名程度までが適正な規模のように思います。
また、「世襲制ではない経営形態」を志望動機の一つに挙げたメンバーもいました。パーソネルワークスでは2015年に創業者から現在の代表に代替わりしましたが、職員からのたたき上げで身内からの登用ではありませんでした。実力次第で誰でも経営層・マネジメント層を目指せるところや、経営指標をメンバーに公表していることからも、公正な職場であると思います。










support

教育体制


教育やサポートの手厚さは想像以上




──松田さんは入所1年目とのことですが、どのような業務を担当しているのでしょうか?



入所後、最初はサブとして大手企業グループを担当し、前職でも経験のあった社会保険の取得、喪失手続き業務からスタートしました。現在は上司にフォローして貰いながら、そのお客様のメイン窓口として企業の担当者と直接やりとりを行っています。併せて、もう一社別の企業グループのサブ担当として、社会保険手続きを任されています。



松田さんの場合、前職で社会保険手続きの経験があったので、メインの担当を任せるタイミングは平均よりも少し早かったように思います。パーソネルワークスではお客様に提供するサービスレベルを下げないように、期間に余裕を持って担当を引き継ぐようにしています。案件の難易度や、その人の習熟度に応じてメインを任せるまで1年ほど伴走期間を設けることもあります。入所したばかりの実務未経験者に短期間でメイン担当を任せるようなことはないので、その点は安心してほしいですね。



そうですね。私は今メイン担当を一社、サブ担当を一社受け持っていますが、「急に仕事を任された」という印象はまったくありません。最初にある程度業務の流れを把握してから、少しずつ自分のできる範囲を広げていけるよう配慮してくれたので、安心して新しい仕事にチャレンジすることができました。



パーソネルワークスでは欠員が発生した場合でも、基本的に後任担当は既存メンバーを充てることとしており、お客様へのサービス品質の低下をできる限り防ぐようにしています。入社者に対しては急な負担をかけるよりも習熟度を見ながら、段階を踏んで業務を任せていくことを徹底しています。


















──阿部さんは中堅メンバーとして新人を迎え入れる立場ですが、接し方などで意識していることはありますか?



基本的にユニット(業務を共同で担当するチーム)が異なると業務上は関わることがないのですが、電話対応などで気になることがあれば積極的に声をかけるようにしています。例えば、お客様からの問い合わせに対してうまく対応できていない様子だったら「どういう内容だったの?」と聞いてみたり、行政機関とのやりとりに困っているようだったら「こんな風に質問してみたら?」とアドバイスしてみたり、入所したての頃の自分の姿と重ね合わせて、できるだけ不安を和らげることを心がけています。



これまで私自身の勉強不足や勘違いによるミスで落ち込むこともありましたが、阿部さんをはじめとする先輩方には都度気にかけてくださり、いつも励ましの言葉やアドバイスをいただいています。電話対応に限らず、わからないことがあったときや一人で業務を抱えているときは皆さんが声をかけてくれるので、とてもありがたく思っています。



私も普段から周りのメンバーの動きは気にかけていますが、松田さんは積極的に電話を取る姿勢や明るい対応が素晴らしいですね。周囲にとても良い影響を与えていると思います。



──松田さんは、入所後どのような研修を受けたのでしょうか?



入所時に4日間にわたって労働保険や社会保険、個人情報に関する基礎研修を受けました。「社労士とは何のために存在するのか?」「企業にとってのメリットとはなんなのか?」など、非常に基本的なことから説明していただけたので、私のような未経験者でも社労士という仕事の意義から学ぶことができました。
また、その他にも月に1回、「ロートレ」という勉強会が実施されています。法改正に関するトピックの共有や労務相談の実例演習などが行われる場ですが、知識のある皆さんの議論を聞くことができるため大変勉強になっています。私の場合、その場で完璧な正解にはなかなか辿り着くことはできないので、その場で終わりにするのではなく、わからないことがあったらデスクに戻って本や資料を見て復習し、今後に活かしていけるようしっかりと自分の中で消化することを意識しています。



社労士である以上、法改正情報のアップデートや業務上必要になる知識の獲得、世の中のニュースになっていることなどを自発的に取り入れる姿勢が必要です。ただし、すべてを個人でカバーすることは難しいので、組織として「ロートレ」を通じて社労士一人ひとりのレベルアップを後押しするように努めています。こうした勉強会だけでなく、パーソネルワークスは書籍も充実していますし、有料の情報媒体も契約しています。情報を取りにいこうと思えば、どんどん吸収できる環境だと思います。



──松田さんは、入所後にギャップを感じたことはありますか?



良い意味でのギャップですが、想像していた以上に教育やサポートが手厚いと感じています。入所前から「未経験者の教育に力を入れている」というイメージはあったものの、実際には放任されるケースもあるだろうと思っていました。それが実際にはそんなことはなく、常に誰かしらに気にかけてもらえているという感覚があります。












work-life balance

働きやすさ


家庭と両立しながらキャリアを積める環境


──阿部さんは時短で働かれているとのことですが、現在はどのような業務を担当しているのでしょうか?



今は、第二子の産休に入る前に新規立ち上げを担当したお客様先に再び常駐して、直接従業員様とやりとりしながら手続き書類の処理や問い合わせなど相談対応を週の半分くらい行っています。あとの半分は事務所でアシスタントが作成した書類のチェック、他のお客様の手続や労務相談を担当しています。事務所内のポジションとしてはユニットをまとめるリーダー職を任されています。



──阿部さんが産休・育休から復帰したのはいつですか?



2020年5月から2021年4月まで第二子の産休・育休をいただき、2021年の5月に復帰しました。ちなみに、第一子のときは2016年6月から2017年4月まで産休・育休をいただきました。



















──阿部さんは産休・育休を二度取得されていますが、産休・育休を取るにあたって苦労したことや気を遣うことはありましたか?



周りの皆さんは気にされていなかったと思いますが、体調不良や診察でお休みをいただくことがあり、「迷惑をかけてしまっているな」と感じることはありました。ただ、一度目も二度目も体調不良やコロナ禍の影響で、産休開始予定日より1ヶ月ほど早く産休に入ることになったのですが、担当割や引き継ぎを前倒して対応していただけたので滞りなく休みに入ることができました。普段から「お客様に迷惑をかけないように」という意識をメンバー全員が持ち、ユニット内で情報を共有し、連携する文化が根付いているので、こういうときにスムーズに引き継げるのだと思います。



確かに、常日頃からフォローし合うことが当たり前の風土なので、引き継ぎやすい土台はできていると思います。それから、事務所全体で「スキルを身につけたメンバーが辞めるのは損失」「出産後も戻ってきてほしい」という考えが浸透していることも大きいかもしれません。誰に言われるわけでもなく、自然とフォローする体制ができているように思います。



そうした周りの理解やサポートに関しては、時短勤務で働いている今もありがたく思うことが多いですね。「勤務時間が短いこと」や「急に休むこと」を前提に体制を構築していただいているので、安心して仕事に取り組むことができています。もちろん、周りに対して「申し訳ないな」と感じることもありますが、私がいなくてもお客様に迷惑がかからない体制があるのは心強いですし、気持ち的にはとても楽ですね。















事務所として安心して働ける体制の構築に努めることは当然ですが、時短勤務の場合でも、時間以外の部分について本人の希望や意思に反して過度な配慮をすることはせず、本人の意欲や活躍するチャンスを奪わないようにしています。
社労士は専門職ですから、この仕事自体が好きでないと続けることはできません。フルタイムで働けないという理由で、本人が望まない仕事を任せることはモチベーションを損なうだけだと思っています。育児が落ち着いた後も働いていただくことを見据えて、時短勤務中でも活躍できるチャンスや経験が積める機会を提供し、しっかりとキャリアを築いてほしいと考えています。



実際に、私は今時短勤務で働いていますが、サブの担当をつけていただいて十分に対応できる体制を整えた上で、難易度の高いお客様を任せてもらっています。時間的に制限がある中でも、私のキャリアを考えてレベルの高い仕事に携わるチャンスをいただけることは、大きなやりがいにつながっています。これも、今までやってきたことが評価され、信頼してもらえている証だと思うと、とても嬉しいですね。



出産・育児を経ても長く働き続けたいと考えている方にとって、阿部さんのように時短勤務で働きながらも第一線で活躍している先輩がいることは大きな励みになります。単に制度があるだけでなく、実際にお手本となる存在がいるのは説得力がまったく違いますね。
















message

メッセージ


未経験から一人前の社労士へ









──皆さんの目標を教えてください。



まずは、目先の目標として、社労士の独占業務である社会保険手続き業務のプロとして自分の立場を確立させたいという思いがあります。将来的には、労働者にとって模範となる働き方をした上で、気軽に相談できる労務管理のコンサル業務を担う専門家になりたいと考えています。また、労務管理、社会保険関係だけでなく、人事関連や法律の知識も深掘りしていきたいですね。



松田さんは、すでに先輩の指導のもと難易度の高い業務に取り組んでいますが、今後は本人も考えているように自他ともに認めるプロとして独り立ちできるように頑張ってほしいですね。ゆくゆくは後輩社労士と組んで、より大きな仕事を手がけることを期待しています。



私の目標は、どのお客様に対してもパーソネルワークスの社労士として自信をもって紹介されるような人材になることです。そして、将来的には複数のお客様をチームで担当し、チームの統括ができるようになりたいですね。



阿部さんは、時間に制約がある中でも高い意欲と責任感を持って業務にあたっていると思います。今後は、今よりも責任のある立場にステップアップし、その上で仕事と家庭の両立に努めてほしいですね。個人的には、後輩社労士のロールモデルになることを期待しています。



──小坪さんご自身の目標はいかがですか。



パーソネルワークスには、単に社労士事務所の職員というわけではなく、自立した社労士を目指すメンバーが集まっていますので、そのような後輩社労士が成長できるようサポートをしていきたいですね。一人ひとりが独立しても活躍できるレベルの人材に成長できれば、非常に魅力的な事務所になると思います。お客様から「パーソネルワークスに委託して良かった」と思っていただけるような人材を揃えたいと考えています。
















──では、最後にパーソネルワークスへの入所を検討されている方へ、メッセージをお願いします。



パーソネルワークスは中堅・大手企業が顧客ということもあって、一般的には頻繁に発生しないような事案に対応する機会が少なくありません。私は入所して9年目になりますが、いまだに初めての事案に直面することもあり、日々新しい経験を積めるところにやりがいと楽しさを感じています。
また、産休・育休を取得しても、時短勤務であっても主要なお客様を担当することができ、状況を考慮しつつもきちんと成果が評価され、キャリアを積める環境です。もちろん、そのためには、自分自身も学ぶ努力を続け、タイムマネジメントを工夫する必要があります。すべてを事務所のサポートに頼るわけにはいきませんが、仕事を続けたい意志があれば、家庭と両立しながらキャリアを積むことは難しいことではありません。ぜひ興味があれば応募していただければと思います。



新しいことにチャレンジするのは勇気がいりますし、様々な不安を抱くかと思います。実際に、私もチャレンジする前は不安だらけでした。でも、パーソネルワークスには営業出身、システムエンジニア出身、バスの運転手出身など、異業種から転職した人が多く、同じ思いを持って入所したメンバーが大勢います。私も実務はほぼ未経験で入所しましたが、未経験者が多いからこそしっかりとした教育体制があると感じています。私自身、日々社労士として新しい知識や経験を積むことに充実感があり、この場に飛び込んで良かったと思っています。
また、入所前は「士業は忙しい」というイメージがあり、プライベートの時間を確保できるのかと不安に思っていましたが、実際はお休みの日はしっかり休みますし、平日もメリハリをつけて業務を進めることができています。ぜひ、新しいチャレンジの場の一つとして、パーソネルワークスを選んでいただけたら嬉しいですね。



私も十数年前の入所時は、何もできない状態でしたが、当初から長く常駐で担当させていただいた外資系大手企業はじめ多くのお客様に恵まれ、様々な業務に携わることができました。また、業務中・業務外に関わらずアドバイスをいただける先輩たちのおかげで社労士としての地力を身につけることができたと実感しています。お客様からも仲間からも一人前の社労士として認められる存在へと成長していける環境がありますので、ぜひチャレンジしてもらえたら嬉しいです。実務能力は入所後につけることができるため、心配はいりません。「一人前の社労士になりたい」という高い意欲を持った方を仲間として迎えたいと思います。









※記事の内容や役職等は取材当時のものです