社員インタビュー
憧れのステージで成長を目指す日々
※記事の内容や所属等は取材当時のものです。
前職では住宅メーカーの賃貸事業部にて工事部門を3年、営業部門を4年ほど経験。工事部門では修繕対応や退去時の精算業務などに従事し、営業部門では賃貸物件の管理から仲介営業までトータルで行っていました。その中で、オーナー様から建物を丸ごと借り上げる「一括借上」のご要望をいただくことが少なくなかったのですが、前の会社では一括借上に対応しておらず、オーナー様のニーズに応えられないことに心苦しさを感じていました。また、自社で建てた物件の賃貸管理契約だけ他社に流れてしまうことも多く、もどかしい思いをすることもありました。事業成長という観点から見ても、一括借上を行っている会社のほうが将来性があると考え、転職を決意しました。
当社のことは前職時代からよく知っていました。積水ハウスの賃貸物件を内見するたびに仕上がりの良さを感じていましたし、そうした質の面だけでなく管理戸数の多さをとっても日本一の不動産会社だと思っていました。そのため、転職先を探すにあたって「自分にはレベルが高すぎる」と考え選択肢に入れていなかったのですが、思いがけず人材紹介会社から候補の一つとして提案されたため「チャンスがあるなら」と思い切って応募。無事に内定をいただくことができたので、他社は受けませんでした。
入社初日はWebによる導入研修を受け、その後2ヶ月ほどOJT研修を受けました。同行などを通して先輩方から教えていただいたおかげで、特に苦戦することなくスムーズに慣れることができ、3ヶ月目からは少しずつ担当を持つようになりました。私が所属している営業所は半数以上がキャリア入社で、話しやすい雰囲気があって馴染みやすかったですね。
現在の主な仕事内容としては、退去時の室内状況の確認や修繕手配、オーナー様との契約更新手続き、外装工事やリノベーションの提案などを担当しています。担当物件の中には集金管理の物件も多少ありますが、一括借上の物件が大半です。現在担当する物件の戸数は約1300戸、棟にすると約200棟になります。担当数は前職と比べると増えましたが、当社では入居者募集やクレーム対応といった業務を特約店にお任せしているため、以前よりも管理に専念できている実感があります。
仕事の中でやりがいを感じるのは、オーナー様に提案した設備の改修・追加が、入居希望者の気に入るポイントと一致したときです。特約店の担当者から「新しく入れた設備が気に入ったそうですよ」と入居者の声を共有してもらうことも少なくありませんが、狙い通りに喜んでいただけたときは非常に嬉しいですね。特に、入社して3ヶ月目に行った2Kを1LDKに変える大規模なリノベーションの提案が通り、結果的に家賃を2万円上げられたことは今でも思い出に残っています。
また、集金管理の場合は数百円単位の機器の交換でもオーナー様に相談が必要ですが、一括借上の場合は追加投資でなければオーナー様を通さず自社の判断で対応できるため、仕事を進めやすいと感じています。その一方、一括借上のサブリースの物件は、空室期間が長くなるほど自社の損失に直結する難しさも実感しています。当社に転職してから、以前よりも「物件オーナーの気持ち」がわかるようになり、よりオーナー様に寄り添った対応ができるようになったと感じています。
日頃から心がけていることは、連絡や対応を速やかに行うこと。また、お金のかかるときにだけ連絡をするのではなく、たとえば「入居者が早く決まった」などの嬉しいトピックもこまめに共有するようにしています。
火水休みから土日休みになったことで、子どもと過ごす時間が増えました。両親や兄弟夫婦、友達家族も土日休みなので、スケジュールを合わせやすくなったのも嬉しく思っています。年間休日も前職時代より10日ほど増えましたね。休日出勤は見学会の当番が2ヶ月に1回ありますが、振替休日が取れるので負担は感じていません。むしろ振替休暇と有給をくっつけて平日に旅行へでかけることもあり、プライベートも充実できています。
こうした働きやすさも当社の魅力の一つではありますが、何よりネームバリューが高いためお客様から信頼を得やすいことが一番の魅力だと言えます。ただ、そのデメリットとしてオーナー様から名前を覚えてもらえにくいという側面もあります。オーナー様からの呼び名を「積水さん」から自分の名前に変えていくのは簡単なことではありませんが、会社への信頼を活かしつつ成果を積み上げていくことで実現していきたいと考えています。また、当社は自由にキャリアパスを選択できることも気に入っています。私はずっとプレイヤーとして働くつもりなので、これからも賃貸管理の専門性を磨いて現場で活躍していきたいと思っています。そして、いずれは経験年数が長くないと担当できない新築物件の新規借り上げ契約なども任されるような人材に成長したいですね。
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