大学では薬学を学び、卒業後は製薬企業に勤めておりました。専門性を深める一方で、「学生の頃のように主体的に学べていない」と感じ、自分の学び方に課題を意識するようになりました。その経験から、学び方ひとつで成長のスピードや仕事の楽しさが大きく変わることに気づいたのです。だからこそ、学びに迷う社会人が一歩踏み出せる“きっかけ”を提供し、そっと“伴走できる存在”になりたい——そんな想いを抱くようになり、人財開発の道を選びました。社員の皆さんのキャリアや学びを支援し、生き生き働くための環境づくりに貢献するため奔走しています。

当社では、「ノマドデー」というユニークな仕組みに参画しております。毎週水曜日、普段とは異なる席で仕事をしたり、業務終了後に他部署やグループ会社の方と交流したりできる場が設けられており、さまざまな人とつながる機会があります。人事は現場から離れがちですが、現場で働く人の声を直接聞き、リアルな状況を肌で感じながら施策を企画できるのは、「現地・現物・現実」を大切にする当社ならではの強みです。私は、現場に寄り添い、働く皆さんの次の挑戦に向けて伴走し、背中を押すことが人財開発の役割だと考えています。それぞれの想いを尊重しながら、共に成長を目指していきたい――そんな想いで日々取り組んでいます。