根津 健太郎
Netsu kentaro
名古屋人事ソリューション部
制度ソリューションG
2020年中途入社
もともとは豊通ヒューマンリソースで、国内のグループ企業に向けて人事制度設計のコンサルティングを行っていました。でも、人事担当者を相手に仕事をする中で、「人事の立場も経験してみたい」という考えに至り、転職を決意。自動車部品メーカーの人事部に転職したものの、社内の人事と外部のコンサルでは問題解決への考えや取り組み方がまったく異なり、やはり自分にはコンサルの仕事が向いていると気づき、コンサルティングファームに転職しました。ただし、本気で問題解決に取り組める面白さはありつつも、コンサルティングファームの仕事はやはりハード。安心して長期的に働ける環境を求め、豊通ヒューマンリソースに戻ってきました。

現在私は、グループ企業各社から寄せられる人事制度や規程の新設・改定案を確認し、企画の必要性や合理性などを検証する役割を担っています。その際、適正かつ妥当な判断を下す上で不可欠なのが、CoEとしての観点です。具体的には、人事制度や規程における共通のフィロソフィを企画し、重要な項目についてはその基準や水準を設計。親会社である豊田通商の人事部門だけでなく、国内関連会社とも密に連携しながら、現場のニーズをくみ取り、グループ全体として最適な方針を描いています。難易度が高い業務ではありますが、中長期的な視点でグループの未来を形づくっていくこの仕事に、大きなやりがいを感じています。

他のコンサルティングファームと異なり、人との繋がりを感じられるところが当社の魅力だと思っています。たとえば10年以上前に一緒に仕事をした方と異動先の関連会社でお会いしたり、以前は担当者だった方が社長になっていたりすることも。「また会ったね」など、長期的な人間関係を築いていけるのは、豊田通商グループを相手に仕事をしているからこそ。ただし、同じグループの一員とはいえ、クライアントであることに変わりはありませんので気の緩みは禁物。同じグループだから……という甘えが生じれば、自分たちの腕も錆びていきますから、どのコンサルティングファームにも負けないようにプロとしての自覚を持って仕事をしています。

