三谷：「販売チャネル統括チーム」って、自分たちの部署ながら、何をしている部署なのか名前からはわからないね(笑)

岩村： EC事業を主幹する部署なので、「”ヒマラヤオンライン”などのECサイトで利益が最大になるように運営するのが使命」だと思ってます。

三谷：ECサイトは、オンライン上での店舗と同じ。
実際に商品を手に取ったり、スタッフの接客を受けられないお客様に、どんな写真・紹介文・操作感があれば、納得したお買い物をしていただけるか、って常に考えてるよね。
商品が欠品していないか、価格や入荷時期は適性か…目を配るポイントはほんとに幅広いと思う。
お客様にはほとんど意識されないところで真剣に工夫を積み重ねている、“中の人”といえる(笑)

岩村：ECサイトでこそ売れるものの情報をいち早く入手して、仕入れから掲載ページの制作、在庫管理まで担うこともありますよね。
最近は特に、スポーツの枠にとらわれない新たなカテゴリー（自転車・釣り具など）へのチャレンジが増えたように感じます。

三谷：岩村君が提案して新しく取り扱い始めた商品もあったよね。

岩村：はい、冷温庫とか。スポーツの場だけでなく、出かける時に食べ物を温かいまま・冷たいまま持ち運びたい、というニーズは多いんじゃないかと思っていて。　
メーカーの方に話をしたら仕入れができそうだったので、「いける！」と思って提案しました。
森山さん（上司）ともすぐに話せる環境なので、相談しながら進められました。

三谷：実現できると嬉しいよね。

岩村：はい。たぶん、ヒマラヤの中でも、他の部署よりも幅広いことにチャレンジできていると思います。
「スポーツ用品店を経営しているんだからスポーツ用品を売らなくちゃ」ではなくて、小売業として柔軟な発想を持てるというか。お客様に喜ばれる商品やサービスがあったら、全く前例のないことでも、自分で考えて周囲を巻き込めば実現できるんだな、って実感してます。

三谷：僕は、毎日のルーチン業務の中で感じるかな。
掲載されている商品画像や価格を変えたり、説明文を少し詳しく書いたり、自分が手を加えたことで、早ければ数分後にはお客様の購入につながるのが、はっきりと目にみえる。
その分、間違った変更をしてしまうとご迷惑をおかけすることになるから緊張もするけどね。
良い反応があった時の喜びは大きいよ。

岩村：確かにそうですね。僕実は、もともと店舗で働いていたので、EC事業に携わると聞いた時、「EC事業のこと、全く知らないけど大丈夫かな」って、ちょっと焦りました(笑)
実際はじめは右も左もわからなかったんですが、先輩が基礎的なことを教えてくれて、自分でもやりたいことが出てきたときに、「どうすれば実現できるんだろう」と考える過程で少しずつスキルや知識が増えていって…今も勉強中ですが、楽しいです。

三谷：僕もそうだったよ。高度なプログラミングをしたり、ホームページを一からデザインして作り上げる部署だと思ってた。
でも入ってみたら、確かにいちから作り上げるんだけど、システムを構築したりデザインすることは外注先にお願いすることが多くて、自分たちの仕事は「自分たちが考えたことがきちんと形になるように」ディレクションすることが主だったのは意外だった。
華やかそうなイメージとは裏腹に泥臭さと慎重さもすごく求められる仕事だしね。

岩村：店舗や商品部といった、社内の他の部署とのコミュニケーションも多いし大切ですよね。
そう考えると、チームでの仕事に喜びを感じるタイプの人が向いているのかもしれません。

三谷：そうだね、個人でのMVPより団体戦の金メダルが嬉しい人がいいんじゃないかな。
　　　
岩村：「これやりたい！」という想いを持って、「どうすれば実現できるか」を考えられる人も、先に話したやりがいにも繋がるので、仕事の面白さを感じられそうですよね。僕みたいに。

三谷：うん。あとは、座って作業したり、勉強したりできる人かな。

岩村：それは必要！僕も店舗から本部へ異動したとき、ずっと座っていることがすごく辛かったので(笑)

三谷：働く環境は大事だからね。
僕はマネージャーになったし、チームメンバーが今よりもさらに円滑に、楽しく業務を進められるようにサポートもしていきたい。これからEC事業はもっともっと成長していくからね。

岩村：これからもよろしくお願いします。