社員インタビュー

Interview

社員インタビュー

技術職(ハード系エンジニア)
医療機器技術開発部 脳神経機器部二課

K・I

前職:通信機器の設計
2019年キャリア入社

志望動機・入社後の流れ

きっかけは「働き方を変えたい」という思い。学生時代に思い描いていた「人の役に立ちたい」という気持ちが再燃し応募

当社が3社目になります。新卒で入社したのはゲーム会社で、アーケードゲームの設計を担当。基板を除いた電気関係の業務を一通り行っていました。学生の頃はゲームが好きだと思って入社したんですが、いざ身を置いてみたらゲームがそんなに好きじゃないことに気付いてしまい、6年ほど勤めましたが、希望退職者の募集があった際に手をあげて退職しました。

それから前職となる通信機器設計の会社に入社。色々な人が使うものを設計してみたいと思ったのが入社動機です。そこでは大手企業からの下請けという形でGPSやRFといった無線信号送受信装置の回路・基板設計を行っていました。

仕事自体に不満はなかったのですがとにかく忙しく、帰宅が終電になることもよくありました。ちょうどその頃に結婚したこともあって、働き方を改善しようと考え退職を決意。転職活動は、業界を問わず回路・基板設計ができるところで探していました。学生の頃から人の役に立つものの設計に携わりたいという想いがあったので、エージェントの方に当社を紹介していただいたときは人の命を救える医療機器の設計に携われることを魅力に感じて、すぐに興味を持ちましたね。面接を担当してくれた当時の部長が穏やかな方だったので、社内の人間関係が良さそうだと感じたことも入社理由の1つです。医療に関する知識はまったくありませんでしたが、その辺はどうにかなるだろうとあまり不安に思わず飛び込みました。

入社後の流れ・現在の仕事内容

医療知識の基本を学ぶ研修からスタート。先輩や上司の手厚いOJTでスムーズに業務に慣れることができた

入社後、導入研修のほかに医療知識がない人向けの医療基本知識、医療機器の種類、使い方といった研修がありました。私は健康診断のときぐらいしか病院に行かないので、とても参考になったのを覚えています。実際の業務については基本的にOJTで学んでいきました。ちょうどコロナ禍が始まった頃だったのでほぼ在宅勤務でしたが、電話やチャットを通して同じ課の先輩や上司が丁寧にフォローしてくれたのですぐに慣れることができたと思います。当時心掛けていたのは、教えてくれることに甘えすぎないよう、まずは自分で調べて考えて、それでもわからなかったことだけを聞くようにしていました。その姿勢は今でも大切にしています。

現在担当しているのは、生理検査機器「筋電図・誘発電位検査装置(ニューロパック)」に使用する基板の回路設計です。新製品を開発しつつ既存製品の改良をチームメンバーと一緒に手掛けています。前職ではオペレーターがEMC試験を行っていましたが、当社はすべての工程を自分でやるため業務領域が広がり、設計者としても大きく成長できたと感じています。また、故障修理の際に部品が廃盤になってしまっているケースが多々あるのですが、代替の部品でも問題なく動くかどうかの試験も並行して行っています。業務の幅が広い一方で、新製品の開発スケジュールは前職と比べて比較的長めに組まれていると感じます。これは評価試験やドキュメント作成などの工程もチームメンバーが行うため自社製品の開発ならではだと言えますね。

仕事のやりがい

医療業界に身を置いているからこそ医療知識を得られることに大きなやりがいを感じる

やりがいを感じる瞬間は、自分が設計した基板が狙い通り動いたときや、うまく動かない原因を究明し解決ができたとき。設計の仕事はテストと修正を繰り返しながら完成させていくものですが、苦労に比例して大きなやりがいを感じられます。大変な点と言えば、面接時にドキュメントが多いとは聞いていましたが想像以上に多かったこと。でもそれは人の生死が関わる医療機器だからこそ。医療に関わっているということを日々実感しながら、責任を持って業務に取り組んでいます。

また、メイン業務とは少し逸れるのですが、取引先の先生が学会で当社の機器を使用する際に万が一の故障に備えて立ち会ったことがありました。たいへん権威ある名医で、多くの若手医師が傍聴に来るような学会だったのですが、私も間近で聞くことができて貴重な学びにつながりました。入社前は医療にまったく興味がなかった私ですが、今は知識が増えていくことに面白さと喜びを感じています。独学と並行して社内の医学勉強会なども定期的に開催されており、仕事をしながら無理なく知見を広げていける環境だと感じています。

職場環境・今後の目標

働きやすさと温かい風土のもと、プライベートの充実を図りながら目標を持って経験を積んでいける

ワークライフバランスという面でも非常に満足しています。開発スケジュールは無理のない計画に加えて業務過多にならないよう配慮されているため、よほどのことがない限り19時前には退勤しています。職場の雰囲気も帰りやすい雰囲気を感じています。趣味で友人とバンドをやっており、前職の頃は睡眠時間を削りながら練習していたものですが、今は余裕を持って練習ができライブの回数も増えました。在宅勤務もできるため、その場合は通勤時間がなくなったことも、プライベートの時間が増えた理由の1つと言えますね。

目下の目標は、検査装置を設計する上で必須となるアナログ回路の知識を身につけること。シミュレーターを使ってどのような動きになるのかを業務を通して学びつつ、独学で勉強を進めているところです。それと並行して、医療知識ももっと深めたいと考えています。当たり前のことではありますが、医療知識がなければ新しい医療機器は作れませんから。まだ自分がメインで関わった誘発電位検査装置の新製品は世に出せていないので、まずはこの製品を早く実用化させたいと思っています。

1日のスケジュール例

8:30 出社
メールチェックなど
9:00 課内ミーティング
10:00 回路設計
12:00 休憩
13:00 プロジェクトミーティング
14:00 でき上がった基板の動作確認、各種実験
17:00 ドキュメント作成
18:30 退社

Message 入社前に予感していた通り、人間関係も非常に良好です。仮に何かミスがあっても問い詰められるようなことは一切なく、みなさん優しく教えてくれます。これまでは脳神経機器以外の開発を行っている人と関わる機会があまりありませんでしたが、会社としても横のつながりを強固にしていく方針ということなので、今後は技術のキャッチアップ、そして社内の人脈形成という面でも積極的に他部署の方と関わっていきたいと考えています。