中途社員インタビュー
天尾様
中途入社技術系

天尾 翔吾
加工チーム
製造職
2016年9月入社






Interview

社員インタビュー










中途入社技術系

天尾 翔吾
加工チーム
製造職
2016年9月入社


大切なのは自分の頭で考えること。
お互いに考えて意見を言い合うことが、良いパフォーマンスに繋がる













地元で働くことを優先し、契約社員として入社。3年後に正社員へ






大学卒業後は自動車部品を扱うメーカーで製造に携わっていたのですが、体調を崩してしまい退職することに。その後、違った業界も経験してみたいと考え、ホテルのフロント係として勤務していました。ところが、2011年の東日本大震災の被害を受け、ホテルの営業が困難になってしまい、新たな職場を探すことになったんです。実は、私の実家の目の前に当社工場がありまして、当時は何をしている企業なのかすら分からなかったのですが、転職を考えたとき、通勤にロスがない点は大きな魅力でした。偶然にもそのタイミングで、当社が求人を募集していたんです。
契約社員での募集でしたが、私の場合、雇用形態はネックではありませんでした。父が海外赴任だったこともあり、家族のそばにいられる地元で働けて、前職の経験上、土日祝日が休みで規則的に生活できるほうが重要でした。契約社員として3年ほど働いた後、正社員にならないかと打診があり、試験を受けて正社員としての採用になりました。目をかけてくれた上司の期待に応えたいと思っていましたし、自分が当社の一員として認められたんだと感じられて嬉しかったですね。








常に「なぜそれを自分がすべきなのか」を考えることを意識している



入社してからは、何事も自分の頭で考える習慣が身についたと感じています。例えば後輩に業務を任せた際に「できません」と答えられた場合。そんなときはもう一歩踏み込んで、「やり方がわからないなら、手順を教える」「時間に余裕がないなら、できるタイミングを聞く」といった先を示すようにしています。相手の立場に立ったコミュニケーションをとることで、お互いに気持ちよく働けると思っています。
これは家庭においても同じです。うちは夫婦共働きで、ご飯の支度やお弁当の用意も含め、家事全般は私がするようにしています。というのも、妻の勤務先が県外にあるために拘束時間が長く、時間に余裕のある私がやったほうが効率的なんです。自分たちで納得したうえでやっているので、負担は感じていません。仕事でも家庭でも、なぜそれを自分がすべきなのかを考えられれば、意欲的に取り組むことができます。これは私が入社間もなく指導係についていただいた先輩からの影響も大きいですね。どうすればより良いパフォーマンスに繋がるか、お互いに考えて意見を言い合うことの大切さを学びました。今は私から発信することで、職場にそういう空気を作っていけたらと思っています。












長く働くうえで自分の判断基準を持って働くことが大切






以前は「これを仕事にしたい」という確たるものがなく、自分はダメな人間なんじゃないかと悩んでいた時期もありました。それでも社会人としての経験を重ねていく中で、仕事に対する考え方は「やりたいことができるか」「その環境で、どうありたいか」大きくはこのどちらを重視するかに分かれるのでは?と考えるようになり、気持ちが軽くなったんです。これはどちらが正解というものではありませんが、私の場合は後者を大切にしたいと思っています。例えば与えられた業務でも、「やらされている」と捉えるのと、「自分がやる必要がある」と納得して受け入れるのとでは、気持ちの上でもパフォーマンスに違いが出てきますよね。そうした自分の判断基準をきちんと持って働くことが、この先も長く働くうえでは大切なことなんだと考えています。
今もし、就職活動で悩んでる人がいるなら、自分がどちらのタイプなのか一度考えてみることをお勧めします。自分に合わない環境では、きっと長く続けられませんから。私と同じくやりたいことがないことで悩んでいるのであれば、それは間違いではないし、あなたの目指す働き方を見つけたら良いんだよということを伝えたいですね。







※部署名、内容は取材当時の情報です。