

特別な一日を、全力で支えるために。
ウエディングプランナーから婚礼サービスへ。
福田 裕輝婚礼サービス
ウエディングキャプテン(披露宴会場の責任者)として、会場全体の運営統括を担う。ウエディングプランナーとの事前打ち合わせをはじめ、式当日の新郎新婦のサポート、スタッフへの指示出しやフォローを担当。
「常識にあらがえ」というキャッチフレーズに惹かれて
この業界に興味を持ったのは、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことがきっかけです。動画配信サービスで結婚式やサプライズの映像をよく観るようになり、人に喜びを届ける仕事に魅力を感じるようになりました。数ある企業の中で当社に惹かれた理由の一つが、「常識にあらがえ」という採用キャッチフレーズでした。元々保守的なタイプだったので、この会社なら自分の殻を破り、新たな挑戦ができるのではないかと思えたからです。また、式場見学の対応から打ち合わせ、挙式当日の運営までお客様に寄り添える「担当一貫制」のスタイルにも魅力を感じ、ベストブライダルへの入社を決めました。
入社後、最初の配属はウエディングプランナーでした。先輩に同行してアシスタントを務めながら、少しずつ担当領域を広げていきました。新しい業務が増えるたびにフィードバックをいただけたので、自然と業務に馴染むことができたと感じています。ウエディングプランナーとして2年ほどお客様と接する中で、次第に意識するようになったのは、「結婚式当日こそ、お客様にとって何よりも特別な瞬間なんだ」ということ。お客様が長い時間をかけて準備してきた大切な一日を、全力でサポートしたい。そう考えるうちに、当日の会場運営を担う婚礼サービスの仕事に惹かれ、異動を希望しました。

特別な一日を任されるからこそ得られる充実感
結婚式は、新郎新婦にとって人生でもっとも特別な一日です。その瞬間を支えるこの仕事には大きな責任が伴いますが、それ以上にやりがいを感じる場面がたくさんあります。チームスタッフと連携しながら無事に式を終え、お客様が涙を流している姿を見たときには「この仕事を選んでよかった」と心から思いますね。
特に印象に残っているエピソードは、ウエディングプランナー時代に初めて担当したお客様の結婚式です。当時、大阪から東京に異動したばかりで、2拠点を行き来しながら準備を進めました。異動後も、大阪での挙式当日に会場責任者として関われたことは、本当に嬉しかったですね。さらに、式の最中にお客様からサプライズでプレゼントをいただき、思わず胸が熱くなったのを覚えています。
この仕事を通じて、自分自身の成長を実感しています。元々周囲から「視野が広い」と言われることが多かったものの、実際に経験を積むことで、より先を見据えて行動できるようになったと感じます。それでも、まだまだ学ぶことは多く、よりウエディングキャプテンとしてのスキルを高めたいと考えています。特に、上司のようにお客様の気持ちを先回りして動ける力を身につけることが目標です。そのためにも、担当外の披露宴を積極的に見学し、他のキャプテンの仕事ぶりから学びを深めています。

支え合いながら成長できる、風通しの良い環境
現在の職場は、スタッフ同士のコミュニケーションが活発で、意見交換の機会が多い環境です。週に1回のチームミーティングに加え、披露宴の終了後にはキャプテン・音響スタッフ・司会者の3名で振り返りを行い、より良いサービスを提供できるよう改善に努めています。上司・部下などの立場に関係なく意見を言いやすく、とても風通しの良い社風だと感じています。また、同期とのつながりも強く、特に親しく連絡を取り合う同期が10名ほどいます。仕事の相談をし合うのはもちろん、休日には一緒にレンタカーを借りて遠出することもあり、公私ともに支え合える存在になっていますね。
働き方の面では、土日に披露宴が集中する分、平日は比較的ゆったりとしたスケジュールで働けます。11時出社の日もあり、オンオフの切り替えがしやすいのも特徴ですね。休みもしっかり確保できており、仕事とプライベートのバランスも良いと感じています。私は大阪出身で、これまで実家暮らしでしたが、異動を機に東京で一人暮らしを始めました。会社が家賃を一部負担してくれるおかげで、経済的な負担が抑えられ、とても助かっています。こうしたサポートがあることで、安心して仕事に打ち込めています。
経験を活かし、支えられる側から支える側へ
これまで、さまざまな業務を経験してきました。最初は戸惑うこともありましたが、今では自分の役割を理解し、スムーズに仕事を進められるようになったと感じています。今後は、後輩たちの教育とサポートにも注力していきたいと考えています。自分自身も先輩方に支えられながら成長してきたので、今度は自分がその役割を担いたいと思っています。後輩たちが会場責任者としてデビューし、無事に役目を果たせた瞬間を見届けたいですね。これからもチームとして支え合いながら、新郎新婦やゲストの皆様により良いサービスを提供できるよう努めていきます。
