社員インタビュー(川島 和)
社員インタビュー




Interview



「この人たちと働きたい」と思ったあのときから。


今も続く、新しい発見と刺激にあふれる日々。




川島 和婚礼サービス 支配人


婚礼サービスの支配人として、挙式当日のウエディングキャプテン(披露宴会場の責任者)を務める。ゲストへの対応、挙式・披露宴の進行管理、スタッフへの指示出しなど、当日の運営全体を統括。その他、管理職としてアルバイトスタッフの採用や研修、シフト調整なども担う。












Chapter1入社動機・入社後の流れ

きっかけはいつも見ていた「明るくて素敵な景色」




元々チームで何かをつくりあげることが好きで、多くの人が関わって「幸せにする」という一つのゴールを目指す結婚式というイベントに興味を持つようになりました。専門学校ではブライダル科に進み、在学中はレストランウエディングの会場で約2年間アルバイトも経験。そのアルバイト先への通勤途中に目にしていた「横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ」の明るく洗練された雰囲気に惹かれ、ここで働きたいと思うようになりました。施設を運営している会社がベストブライダルだと知り、説明会に参加。そこで披露宴の責任者として活躍する先輩社員のお話を聞く機会がありました。言葉の端々から仕事への誇りや情熱が感じられ、人柄の温かさにも触れて、「こんな社会人になりたい」「この人たちと一緒に働きたい」と強く思い、入社を決意しました。

入社後、最初の配属先は横浜の伊勢山ヒルズでした。「悩むのは時間の無駄!」と考え、とにかくわからないことはその場で相談し、もやもやした気持ちを翌日に持ち越さないよう努めていました。仕事中は厳しさもありましたが、リスペクトできる先輩ばかりで、頼れば親切に応えてくれる親しみやすい雰囲気がありました。披露宴終わりの「プチ打ち上げ」のような食事の場では、熱い話を交わすことも多く、そこで得た刺激や学びは、今の自分の土台になっていると感じています。











Chapter2仕事のやりがい

仲間たちの成長が、自分のやりがいに


入社後はアシスタントとして1年間経験を積み、2年目からウエディングキャプテンとして独り立ちしました。最初の配属先である伊勢山ヒルズでは約7年、その後も2つの会場を経て、2023年に婚礼サービスの支配人に昇格。プレイヤー時代も今も変わらず、自分にとってのやりがいは、新郎新婦と大切なご縁を築き、ゲストやチームメンバーの誰もが「今日来て良かった」と思えるような時間をつくること。その気持ちは、今でもずっと働く原動力になっています。

ただ、プレイヤーとして現場に立っていた頃は、自分の成長や新郎新婦の満足度ばかりに意識が向いていたように思います。支配人という立場になり、視野が広がったことで、新郎新婦が本当に喜んでほしいのはゲストなんだと、改めて気づかされる場面が増えました。今は、ゲストの満足度や店舗全体のサービスクオリティを高めること、そして一緒に働くスタッフの成長にやりがいを感じています。

特に最近の出来事で印象に残っているのは、担当変更でご縁をいただいたお客様が、披露宴当日に私に向けたサプライズ演出を用意してくださったときのことです。「あなたにも喜んでほしいから」と言ってくださった新郎新婦のお気持ち自体が嬉しかったのですが、それ以上に、たった数分のサプライズ演出を成功させようと、チームメンバーが一丸となって動いてくれていたことに感動しました。披露宴の1分1秒は本当に貴重な時間。その中で、私を喜ばせようと奔走してくれた仲間たちの姿に成長と頼もしさを感じ、とても感慨深かったですね。











Chapter3心がけていること・職場環境

自分をアップデートしてくれる「熱気」のある現場


管理職として心がけているのは、風通しの良いチームづくりです。現場でお客様に接するのはプレイヤーのスタッフたち。だからこそ、現場で感じていることを、できる限りフラットに吸い上げることを大切にしています。以前、コーチングに長けた尊敬する上司から「とにかく話を聞いてみて」とアドバイスをもらったことがありました。それを参考に、定期的に部下との1on1の時間を設け、「これ以上何もない」というところまで耳を傾けるようにしています。

アルバイトスタッフとのやりとりの中で、新たな気づきを得ることも少なくありません。例えば「この説明では伝わらないんだ」と感じたことがきっかけで、研修の内容やオペレーションを見直すこともあります。他にも、フィードバックの場で涙を流しながら想いを語るスタッフや、職場で熱く語り合うアルバイトスタッフのやりとりを見て、この仕事の可能性や面白さを改めて実感することも多いですね。

また、私は現在首都圏の複数店舗を担当しており、隣店を見に行ったり、支配人同士で活発に情報交換を行っていますが、他店舗の工夫された演出に驚かされたり、お客様のアンケートでお褒めの言葉をいただくスタッフの名前を見て「頑張っているな」と感心させられたり、日々刺激を受けることばかりです。そんな仲間たちと向き合う中で、自分ももっと良くしたい、もっと知りたいという気持ちが自然と湧いてきます。常に新しい発見があるからこそ、長く続けていても飽きることがなく、「やっぱり自分にはこの仕事が合っているな」と感じますね。











Chapter4今後の目標

この仕事で得られるものをより深め、スタッフに伝えていきたい


支配人を任されてから、自分一人の力ではここまで来られなかったなと、より強く思うようになりました。ついてきてくれた部下たちの存在も含めて、人に恵まれていることに感謝しています。責任の重さを感じる場面も増えましたが、その分、仲間の成長やゲスト・スタッフからの感謝など、得られるものも確実に大きくなったと感じています。だからこそ今後は、この仕事を通じて得られるものをさらに深めていきたいし、それをスタッフたちにも体験してもらえるような環境をつくっていきたい。自分自身も現場に立ち続けながら、わくわくするような新しいおもてなしを、チームで形にしていきたいと思っています。