職員インタビュー

マレーシア海外教育拠点支援室
主幹
H.G
2015年4月入職
経歴
2015年4月 社会人大学院等支援室
2017年4月 社会人大学院等支援室 主任
2019年4月 教育推進部教育機構支援課 連携支援係長
2024年4月 マレーシア海外教育拠点支援室 主幹
※所属・経歴は、掲載当時のものです。
民間企業時の経験を含めた、様々な経験を活かして働いています
商社や外資系企業を含む民間企業計5社で10数年間勤務した後、筑波大学に転職しました。
入職当初は社会人大学院等支援室に配属され、その後教育機構支援課を経て、現在所属するマレーシア海外教育拠点支援室で3部署目となります。
筑波大学マレーシア校が2024年9月に開校することに伴い、対応事務組織として2024年4月にマレーシア海外教育拠点支援室が設置され、同年6月にマレーシアに赴任しました。開校に向けては、日本とマレーシアの両政府から設置に係る認可を得る必要があり、その対応業務を2部署目の教育機構支援課で担当していました。
民間企業での勤務時代には、2度の中国勤務(深圳・上海)を経験しましたが、大学で海外勤務をすることになるとは思っていませんでした。しかし、このような過去の経験が現在のマレーシア校での業務に大いに役立っていると感じています。

マレーシア校で非常に幅広い業務に従事しています
マレーシア海外教育拠点支援室では、主に教務関係の業務全般を担当しています。2024年9月に入学した1期生は少人数のため、お互い顔と名前を覚えやすく、学生対応もスムーズです。
入試広報の計画から入試実施、学年暦や固定時間割の策定といった業務は、通常大学本部の担当部署が取りまとめを行いますが、マレーシア校ではそのほとんどを支援室が担っています。具体的には、入試広報・リクルーティング、入試実施、式典運営、在学中から卒業に至るまでのサポートなど、非常に幅広い業務への対応が求められます。
また、学生とのコミュニケーションは主に英語や日本語ですが、学校訪問や教育フェアでの説明の際には、中華系の方々と話すことも多く、中国語を使うこともあります。
支援室は少人数で運営されており、スタッフ一人ひとりの役割が非常に大きいので、全体で協力し合いながら業務に取り組むことが重要だと感じています。

my design the future
日本では18歳人口が減少し、大学のあり方も変化しています。これからは、職員の高度化がますます求められる時代です。そのため、従来の方法を踏襲するだけでなく、自ら提案し、積極的に業務を推進できる姿勢が大切です。特に海外勤務においては、言語能力だけでなく、積極的に行動することが求められます。
私は社会人として様々な経験を積んできましたが、マレーシア校の設置準備や運営に携わる業務は、これまでのキャリアの集大成といえると思っています。
今後も様々なことに挑戦し続けながら、まずは1期生が無事に卒業し、世界に羽ばたく姿を見届けたいと思っています。