職員インタビュー

施設部施設整備課
技術職員
K.O
2022年4月入職
経歴
2022年4月 施設部施設整備課
※所属・経歴は、掲載当時のものです。
転職のきっかけは、公共建築に関わってみたかったこと
筑波大学に就職する前は住宅設計の仕事をしていました。住宅は、クライアントの価値観や好みに沿って設計する側面が大きく、自分自身で「よりよい建築」を考えることや、建築の本質を突き詰めることは中々難しいと感じるようになりました。
その中で、公共建築の仕事ならば、個人の価値観よりも、真に必要な機能や在り方を重視した建築に取り組めるのではないかと考えたことが転職のきっかけです。
特に筑波大学は、キャンパス自体が一つの街のようになっていて、教育・研究だけでなく生活の場所としても機能しているので、様々な建築に関わることができるという点でも面白いと思いました。
また、自分自身も筑波大学の卒業生で、この大学がとても好きだったので、職員として働くことで恩返しができたらなとも思っていました。

勉強と挑戦の日々です!
所属する施設整備課の建築担当として、建築物の設計・調査・施工に関する業務を担当しています。基本的には、外注した業務や工事の監督を行っていますが、小さい工事であれば自分で図面を書いて発注することもあります。
筑波大学に採用後、宿舎、研究・教育施設やスポーツ関係施設等、様々な現場を担当しました。とにかく業務の範囲が広く、様々な建築に関われることを改めて実感しましたし、必要な知識を勉強する毎日です。
例えば、私は前職では木造住宅がメインだったので、コンクリートの知識が必要だったり、体育館の建築についてはまったく知識がなかったり...と新しい事業に携わる度に勉強を重ねています。
個別の事業として様々な建築に関われるだけでなく、大学全体の建築計画を考える機会もあり、とても貴重な経験でやりがいのある日々です。

my design the future
筑波大学が50周年、ということは、開学当初に建てられた建物たちも築50年を迎えます。コンクリート建築は耐用年数がだいたい50年くらいと言われていますので、今はちょうど大きな更新期といえます。現在もいくつかの大規模新営事業が進行していますし、今後は学生宿舎のリニューアルなども計画されています。様々な事業を通して経験と知識を得ると共に、学生時代の経験から大学生の目線も思い出しつつ、新しい事業を主体的に動かしていける存在になりたいです。