人と働き方を知る
走川 司
企画・開発
入社年度2014年度
所属部署駅設備システム本部 次世代機器開発部 改札機開発グループ
出身学部学科工学部 応用科学科
志望動機はSuicaの便利さと将来性でした
大学がある仙台から就活のために度々上京した際にSuicaを使ってその便利さに驚きました。仙台では移動はいつも自転車で、電車を利用することがなかったんです。笑 調べていくとICカードは電車に乗ったり、買い物をしたりするだけでなく、入退館の管理など様々な情報管理もできることを知りICカードの将来性に興味を持ったのが当社を志望する動機になりました。

入社後、1か月の研修の後、改札機器メンテナンスの会社に出向になり、実際の現場の業務を体験できました。その後、東京支店に配属になり、昇降機、車両洗浄機械などの一般機械のメンテナンス業務に携わり、出改札部で維持管理業務に就き、2017年4月から改札機開発グループに所属になり次世代の改札機の開発に携わっています。新しい部署では、まだ先輩たちを見習っている段階で、一からスタートだと思っています。入社してすぐにメンテナンスの現場を経験したことで視野が拡がり、仕事へのさらなる興味につながりました。
苦労がカタチになって報われたうれしい経験
大学での専攻は応用化学だったので、実務にはあまり生かせませんが、実験で困難に突き当たりトライ&エラーを繰り返した経験やレポート作成でのデータのまとめ方、見せ方などは、今の仕事にとても役立っています。当社は社名にメカトロニクスという名前が付いていますが、機械、電気・電子以外の学科でも問題ありません。広い視野と柔軟性、コミュニケーション能力のある方なら学科に捕われず活躍できる場があります。入社後の研修も充実していますし、社内も何でも話し合えるいい雰囲気です。

入社していちばん記憶に残っているのは、新しい機器の駅への設置工事の業務があったときに、私が主担当となり業務を進めることになりました。初めての経験でとても苦労しましたが、先輩方に協力いただいて、何とか駅に設置でき、自分が苦労したことが目の前でカタチになったことにとても感激しました。あまりうれしかったので、妻にわざわざ駅まで来てもらい見せて自慢したことがあります。
自分の考えがカタチになっていくのが楽しい
メンテナンスの業務に携わっていて思ったのは、普通に機械が動いているというのがいちばんいい状態なんですね。一般の人から見たら当たり前のことなんですけど、その当たり前を維持するためにあらゆる努力を惜しまないことが大切なんです。機械は放っておけば、どんどん傷んで故障するようになります。お客様が当たり前に使える状況をしっかりと維持管理していくことにやりがいを感じました。

今の部署はメンテナンスではなく開発なので、また別のやりがいがあります。自分が思い描いた通りに、機械を作っていけることが楽しいです。まだ、現実のものにはなっていないのですが、自分の意見が通れば、それがカタチになってみんなに使ってもらえる。とてもやりがいのある仕事だと思います。

せっかく自分が希望した開発という部署にいるので、将来は自分が中心となって次の世代の改札機をつくっていけるようになりたいですね。まだ具体的なイメージは持っていないのですが、必ず実現させたいと思っています。







※所属部署は取材当時のものです
 次へ