私は入職１年目から医事課に所属し、女性総合診療部と眼科の受付で勤務しています。診療科の受付では、主に来科した患者さんの受付、電話対応、会計作成や待合室への誘導を行いながら、看護師や医師と連携を図り、患者さんに必要な医療を円滑に提供するサポートを行っています。
医師や看護師の負担を軽減させるためサポート役となり動くことは、良質な医療を提供するために非常に重要な役割です。間接的にはなりますが、医療現場に貢献できることは働く上でのモチベーションにつながりますし、チームとして一緒に働く医師や看護師、患者さんから感謝のお言葉をいただけた時が、嬉しく思う瞬間でありこの仕事の１番のやりがいだと感じています。

7：45　出勤
制服に着替え、受付周りを整えます。朝礼の前にメールの確認等もします。

8：00　朝礼
看護師と一緒に当日必要な情報を朝礼で共有します。

朝礼終了後、外来受付開始
8：30　外来診察開始
受付対応、会計作成、電話対応、待合室への誘導等を行います。

12：00　昼休み
その日の混雑状況により、昼休みに入る時間は変動することもあります。
１人45分の休憩を順番に取得します。(多くのスタッフが職員食堂を利用しています)

12：45　
休憩後は午前と引き続き同じ業務を行い、明日の予習等も行います。

16：15　退勤
シフト作成や委員会の資料作成、レセプト(診療情報明細書)の業務で残業をする日もあります。

病院は所属している部署だけでなく、様々な部署や専門職の方々と多様な場面で協力しコミュニケーションを取る機会が多くありますが、その際、学生時代に養った協調性やコミュニケーション能力は自分の強みとして現在も活かせていると思っています。
信頼関係を築き、他者と良好な関係を保つことは仕事の能率や、周りのスタッフの働く環境にも関わるものと考え、例えば何か物事を進める際などは、周りの意見を傾聴しかつ自分の意見を分かりやすく発信すること、双方の立場を客観的に見て考えを発言するよう努めるようにしています。また、時には同期と情報を共有し、困った時は先輩や上司に相談するなど、誰かを頼ることも必要なコミュニケーションだと思っています。

数多くある事務職の中でも病院事務という仕事は、一般的に必要な事務スキルだけでなく保険や薬、治療についてなど、医療に関する専門的な分野を習得することが出来るのが特徴的です。
生きていく上で役立つ知識を得る機会が多くあることは魅力の一つだと思います。私は医療事務の勉強が出来る専門学校を卒業していますが、一緒に働いているスタッフの中にはまったく違う分野から来た方々も多く活躍しています。
私もまだまだ勉強の毎日ですが、当院は学びの場や研修の機会が充実しており、優しく教えてくださる先輩方もたくさんいます。人と関わる仕事がしたい、知識の幅を広げたい方など、これを機に少しでも関心を持っていただけたら嬉しく思います。