先輩紹介
内堀さん
病院の窓口となり、患者さんにとって最良な医療を提供する
入職年2018年
出身校学習院女子大学
部署医療連携室
現在の仕事内容とやりがい
医療連携室とは、その名の通り、地域の医療機関との連携を図り、患者さんの入退院や受診、転院をスムーズにするために調整する部署です。転院調整の他には、患者さんからの受診相談に乗ったり、近隣クリニックから患者さんの受入調整、セカンドオピニオンの調整なども行っています。窓口では、かかりつけ医を探している患者さんへ情報提供をしたり、他医療機関の予約取得のお手伝いも行っています。

最近では、患者さんにより良い医療を提供できるように、地域の開業医の先生方のところへ当院の医師と連携の話をしに訪問しています。患者さんにとってベストな環境で治療が受けられるよう、事務職という立場から患者さんをサポートできることにやりがいを感じます。
1日のスケジュール
8:20 出勤

8:30 朝礼
1日の予定を確認したり、全体での情報共有をします。

8:30~11:30 電話対応、窓口業務
医療機関や、院内の医師からの連絡を受けて業務を進めます。

11:30~12:30 昼休憩

12:30~13:30 クリニックへ訪問活動
クリニックの昼休憩にお伺いすることが多いです。

13:30~17:00 電話対応、窓口業務
午後は外来を終えた患者さんが窓口に増えるので都度対応します。

17:00~ 
業務時間内に終わらなかった事務処理や会議の資料を作成します。
部署の雰囲気
事務6名看護師1名と少人数です。窓口にいらっしゃる患者さんをはじめ、医師、看護師との交流も多い部署のため、私たち以外の職員も頻繁に出入りしています。週の始めや終わりは電話が集中し、慌ただしくなることが多いですが、協力し合って業務にあたっています。基本的には個々に業務を進めていきますが、医療の現場はマニュアル通りにいかないことがほとんどなので、難しいケースや困ったことがあれば、部署のみんなで相談しながら進めています。幅広い年次の職員が在籍する部署ですがコミュニケーションは活発で、安心して業務に取り組める環境だと思います。
入職を決めた理由
家族に医療従事者が多い環境に育ち、何かしらの形で医療に携わる仕事をしたいと学生時代から漠然と考えていました。また、人の活躍の場を支えられる仕事が自分には合っていると思っていた私にとって、病院の事務部門は最良の場でした。
多くの企業が人事部との面接を実施する中で、聖路加では各職種であらゆる立場にいる職員さんとお話する機会があった為、病院への理解を深める場にもなりましたし、学生一人ひとりを深く知ろうとして下さっていると感じました。こうした人とコミュニケーションを大事にする組織風土は入職を決めた理由の一つになります。
学生の皆さんへメッセージ
聖路加では医師、看護師を始めコメディカルや事務が、患者さんに質の高い医療を提供しようと様々な形でチーム医療を実践しています。そのため職種の垣根を越えた交流が盛んであり、それが聖路加の魅力の一つだと思っています。医療連携室に異動してからは医療現場により近いスタッフと関わる機会が増え、改めて職員一人ひとりの思いが聖路加の魅力を作っているのだと実感しています。
就職活動では何をしているときの自分が好きか、何になら興味を持って行動を起こすことができるか、これらを意識してじっくり自分と向き合うことが大切だと思います。医療に少しでも興味がある方は、ぜひ説明会にいらしてください。