社員インタビュー
社員インタビュー Vol.02





Interview

社員インタビュー vol.2









周囲を巻き込みながら業務改善を達成できた時に大きなやりがいを実感








大島 悠莉

現業管理事務
大阪統括事業所
2019年入社
前職:メーカーの経理











これまでのキャリア・入社動機

もっと裁量を持ち、自発的に考えて動ける仕事がしたいと思い転職を決意



前職ではメーカーにて経理業務を担当し、原価計算から決算業務、出納管理など幅広く行っていました。経理は業務の性質上、明確なルールに則って行う業務が多いのですが、もっと裁量を持って自発的に考えて動く仕事がしたいと思い転職を意識するように。当社の現業管理事務の仕事を知った時は、経理の経験を活かしつつ幅広い現業管理事務業務に裁量を持って取り組めるのでまさにピッタリだと思いましたね。また、以前から世の中の役に立つ仕事をしたいという想いを持っていたので、社会のインフラを支える舗装業界でトップの地位を確立している当社に、会社としての魅力も感じて入社を決意しました。

そんな私が入社してまず驚いたのは、皆さんがとても熱意を持って働いていることです。入社してまだ2ヶ月の頃に、研修の一環として高速道路集中工事の庶務業務を担当したことがあるのですが、現場にいるすべての人が使命感を持って業務に取り組んでいることがとても伝わってきました。普段の業務ではこうした現場の庶務業務を担うことは少ないものの、現業管理事務担当者は現場の最前線で働く方をあらゆる面からサポートする役目なので、現場を知るとても良い経験になりました。私の直属の上司や先輩も、そんな現場を支えることに情熱を持って取り組んでおり、自分も「これからしっかりと皆さんをサポートするぞ」という気持ちになったことを今でも覚えています。











入社後の流れ

周囲との積極的なコミュニケーションを心がけながら、少しずつ業務領域を拡大






入社後は2日間の導入研修を行った後、すぐに配属先にて業務がスタート。いわゆる業務研修のようなものはありませんでしたが、OJTで上司や先輩がとても丁寧に指導してくださったので特に困ったことはありませんでした。まずは経理などのできることを担当しながら少しずつ業務領域を広げていき、今では協力会社への見積もりや発注管理、勤怠管理などの人事関連、現業事業所(工事現場に設置されている事務所)やグループ会社からの各種相談、業務改善のアドバイスなどを行っています。時には、忙しい現業事業所に代わってパート採用の面接を行うことも。このように現業管理の仕事は業務領域が幅広いため、覚えることは非常に多かったですね。わからないことがあったら、「何がどうわからないのか」を理解するためにもまずは自分で調べてみて、それでも解決しなかった時に先輩や上司に聞くようにしていました。このように疑問点を明確にしてから相談することで、問題提起や解決策を講じることができたと思います。入社2年目となる今では、一つひとつの課題に対して最適化までの方法を自ら考え、実践する能力が身についたいたことを実感しています。

また、入社当時に何よりも意識していたのは、積極的に周囲の人とコミュニケーションを図ることです。上司や先輩、現場やグループ会社の社員やパートの方など皆さんに信頼してもらえるよう、たくさんの方と意思疎通を図りながら業務に取り組むよう心掛けていました。そのスタンスは今でも変わっていません。







仕事のやりがい

現場やグループ会社のバックオフィス業務を管理しながら課題解決を目指していく



当社では、一人の現業管理事務担当者が現業事業所やグループ会社の管理をすべて任せてもらえます。そのため、まるで自分が会社を経営しているような感覚で業務に取り組めるのがとても面白いですね。その中で最もやりがいを感じるのは、自分の提案やアドバイスによって現業事業所やグループ会社の業務改善を実感した時です。事例をあげると、グループ会社の経理担当者はこれまで銀行窓口へ行って振り込みを行っていましたので、PCから振り込みを行う方法を提案したところ大幅な業務改善につながったケースがありました。どんな仕事でもそうですが、長年その仕事をやってきた人にとって、新しいやり方を覚えるのは容易ではありません。この事例でも最初はなかなか取り入れてもらえなかったため、まずはメリットや業務改善の重要性を理解していただくことから始めました。今では「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と言ってもらえるほど、経理担当者からも満足いただいています。

業務改善というのは、自分一人で達成できるものではありません。関係各所と連携をとりながら周りと同じ方向性で取り組むことで、困難な問題にも立ち向かうことができるのだと考えています。そのため、この事例に限らず常に多方面とじっくりコミュニケーションを図りながら進めることを徹底しています。私がどんなに良いと思っていても、またどんなに業務改善できたとしても、実際に行う人が苦痛を感じていたら本末転倒ですから。色々な解釈があるなかで、みんなで考え模索しながら課題にアプローチし、その結果として大幅な業務改善につながった時にはとても大きな達成感があります。










職場の雰囲気

老舗企業という一方で挑戦的な社風と風通しの良さ、働きやすさが当社にはある






当社は土木建設業界において老舗と言える企業なので、入社前は当社に対して堅いイメージを少なからず持っていました。ところが、いざ入社してみたら全くそんなことはありませんでした。時代に合わせて新しいことを積極的に取り入れようとする社風、部署の垣根を超えて誰にでも相談できる風土が醸成されており、とても伸び伸びと働けると感じています。また、会社全体が働き方改革に対しての意識が高いため、メリハリのある働き方ができています。当社のPCは、規定の時間になると自動で電源が切れるソフトを導入していることもあり、社員一人ひとりが労働時間の短縮を重要な課題だと認識しながら業務に取り組んでいることも働きやすさにつながっていますね。加えて、有給休暇に関しても業務に差し支えなければ気兼ねなく取得できる風土があるのでとても働きやすい環境だと思います。

現業管理の仕事は経理や人事、総務と一人で何役も担うため、非常に奥が深い仕事です。だからこそ色々なスキルが身につきますし、多方面でプロフェッショナルを目指せることも魅力の一つ。当社には、費用は会社負担で自分が取り組みたい通信講座を学習できる教育制度がありますので、この制度を利用して資格取得に向けて勉強をしているところです。目下の目標は、一つひとつの業務スキルを磨き、誰からも相談される現業管理事務担当者に成長すること。そして、現場で働く人をサポートしながらよりよい職場環境を構築していきたいですね。