社員インタビュー
不動産というフィールドを選択
※記事の内容や所属等は取材当時のものです。
大学を卒業後、都内の信用金庫に4年ほど勤めました。営業として融資業務や金融商品の提案、集金業務などを担当。仕事に不満はなかったのですが、当時の上司が転職したのを見て、自分もなにか違うことをやってみるのも良いかなと考えるように。その元上司の方に「自分も転職を考えている」と相談したところ、現在の所長を紹介され「当社に来ないか」と声をかけていただいたのがきっかけで転職しました。実は当社とは前職時代からつながりがあり、お客様から「不動産を売却したい」「土地を有効活用したい」といった相談を受けた際にパートナーとして協業する関係性だったため、以前から現職の所長のことはよく知っていたんです。
正直、不動産業界については詳しく知らない状態でしたが、協業していく中で「こういう人たちと仕事がしたい」と感じていたことが転職の大きな後押しになりました。未経験の業界だったものの大きな不安はなく、「新しいことを始めるのには苦労は付きものだ」という気持ちで飛び込みました。
現在は主に売買仲介業務を担当しています。具体的には、前職の信用金庫を含めた金融機関や税理士の先生などに対して、不動産に関するお困りごとをお持ちのお客様がいたら紹介していただけるようお願いしに行く外回りのルート営業がメインですね。その他の業務としては、土地や物件の調査、書類作成などを日常的に行っています。また、お客様のニーズに応じて仲介ではなく当社が直接購入する仕入れ案件にも上司と一緒に関わらせていただくこともあります。
日々の営業活動において強く感じるのは、当社は名前が知られている会社なのでお客様に安心感を持っていただけているということ。スムーズに関係を築けるため、営業として提案のしやすさを実感しています。その一方で、「売りたい」「買いたい」というニーズをお持ちのお客様と短い期間で信頼度を高め、期待に応えなければいけない難しさがありますし、またお客様を紹介してくださった金融機関などのルート先の顔を潰すわけにはいかないという責任感を持ちながら常に仕事を向き合っています。入社してまだ1年ちょっとですが、上司や先輩のフォローのもと一通りの仕事を経験し、なんでもやってみることを意識して取り組んできた結果、着実に成長できている手応えを感じています。
初の契約は、たまたま前職時代に担当していたお客様でした。ご年配ということもあり、所有していた戸建住宅を手放し、マンションに引っ越したいというご要望をお持ちでした。私が入社する前からご相談を受けていた案件でしたが、私の入社とお客様のご決断のタイミングが合い、前職からのご縁もあって私が売却のお手伝いを担当させていただきました。
私の仕事は、商品を売るのではなく「売る人」と「買う人」をつなげるパイプ的な役割。双方の立場に立って考え、双方から信頼を得なければなりません。難しさもありますが、お客様一人ひとりのご希望や性格に合わせてコミュニケーションを図りながら、スムーズな対応やこまめな連絡を徹底することで信頼構築を図っています。無事に引き渡しが終わってお客様から感謝されたときには、やはり大きなやりがいを感じますね。また、ルート先の金融機関などからお客様をご紹介していただいたときにも、数ある不動産会社の中から私を選んでくださったことに喜びと責任を感じ、その信頼に応えたいという気持ちがやりがいにつながっています。
当社の特に気に入っているところは、職場の人間関係が非常に良好なところです。部署内のコミュニケーションが活発で、週1、2回の頻度でランチや飲みに行くような雰囲気があります。また、会議や研修などで他の営業所の方と会う機会も多く、横のつながりを持てることにも魅力を感じています。他営業部の方々の顔と名前が一致しているため、連絡が取りやすいですし、困ったときには気軽に相談できる関係性を築けています。それともう一つ、全体的に士気が高いことも当社の特長です。実力をきちんと評価してくれる体制があるため、自然と「頑張ろう」「もっと成長したい」と思える風土があることが大きいと思いますね。
私が仕事をする原動力は、「人の役に立ちたい」という想いです。そのため、不動産の売買という人生でそう多くはない決断のお手伝いをさせていただくこの仕事に魅力を感じています。不動産は毎回同じものを扱うわけではないため、色々と勉強していかなければなりませんが、今よりももっと自信を持って取り組めるよう日々精進していきたいと考えています。
ほかの社員インタビューを見る
賃貸管理営業
2022年8月キャリア入社