地震対策って必要?~未来を繋ぐ免震・制震のお仕事~
2023/04/06(木) 11:45
みなさんこんにちは。
皆さんは当社で売上の約2割を誇る免震・制震(制振)をご存じですか?
これらは主に「構造物」=「橋や建物など」に対して行う地震対策のことです。
☆--------------------☆
比較的分かりやすい「建物」を例に紹介します!
免震は建物と地面を切り離し、その間に地震対策の装置(=免震装置)をいれる地震対策です。建物と地面の間に装置を入れ地震発生時の揺れを直接建物に伝えないようにする対策方法です。地震発生時に建物だけを守るのではなく中にある物や財産も守れると言われています。
制振は高層ビルなどでよく採用される地震対策の方法で高層ビルならではの風による揺れを吸収して揺れを小さく抑えるものです。超高層ビルなどへの地震対策方法として制振装置の採用も増えています!(ちなみに一般的には制振は「振」と表記されますが、当社は地震を制することを目指し、製品名には「制震」という字を用いています。
☆--------------------☆
オイレスは軸受メーカーのイメージが強い方もいるかと思います!ただ実は免制震事業もあります♪
実は免震装置として有名なLRBという製品の正式名称は“Lead Rubber Bearing”です。つまり免震装置は、ベアリングに近しい製品の位置づけです。
免制震事業は当社が「滑り」を追求するメーカーとして軸受開発をする中で、新たに着手した分野です。
元々、橋に軸受が採用されていたことも免震着手の理由です…!阪神淡路をきっかけに、地震対策の重要性を感じ、日本仕様で開発をすすめていった経緯があります。詳しくは文字数の関係で割愛しますので、興味のある方は直接質問してください!
さて、製品の構造や経緯などの難しいことは一旦おいておき
ここからは免制震装置のエピソードと採用担当が感じることを紹介させてください。(あくまで個人の意見として聞いてくださいね)
例えば、当社の営業はお客様から「地震発生時に免震装置が入っていた病院は被害をほとんど受けず、人の命を繋ぐことができた」というエピソード聞いたことがあるそうです。
また先日、説明会に登壇した若手社員も「地震時に装置が入ったの橋が倒壊せず住民の方が逃げることができたと聞くと、公共工事の重要性を再認識するとともに命を守る仕事にずっと携わっていきたいと感じる」と言っていました。
このように実際に会社のなかにいると、地震対策の重要性や免制震装置の素晴らしさを感じます。
日本には様々な自然災害があり、それらを人の手で抑えることはどうしても難しいです。個人的に日本には素晴らしい会社が多くあり、先人や企業努力の結果、快適に過ごせる今日があると思っています。(例えば当社の軸受事業も過去の製品開発の結果、現在では数百億の市場があり、それらが自動車をはじめとする多くの機械で使われています。)
ただ、各企業がいくら素晴らしい物を開発しても、自然災害が起きると一瞬で使えなくなってしまうこともあります…。
自然災害と呼ばれるものは色々ありますがそのなかで当社は「地震」に対しては、抗うことのできる製品を作っています。地震の発生は勿論止められませんが、地震を受けた構造物や地域の被害を減らせる装置は持っているわけです!
地震対策は地震から構造物を守るだけではなくて、被害をどれだけ小さくできるか、それが大切だと思います。
前置きが長くなりましたが「免制震の仕事は単に地震対策の仕事ではなく、人の命や社会基盤の維持、そして過去の人々の努力を未来に繋ぐ仕事」だと感じます。
長くなりましたが免制震装置と事業部の紹介でした♪
少しでも興味を持って下さったかたは、免制震事業部にも目を向けて見てくださいね☆
別に深く考えなくていいので、なんとなくでも「免震制震装置ってすごいな」と興味を持って下さった方がいると嬉しいです♪
それでは次回のブログをお待ちください!
(軸受についても紹介予定です)

皆さんは当社で売上の約2割を誇る免震・制震(制振)をご存じですか?
これらは主に「構造物」=「橋や建物など」に対して行う地震対策のことです。
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比較的分かりやすい「建物」を例に紹介します!
免震は建物と地面を切り離し、その間に地震対策の装置(=免震装置)をいれる地震対策です。建物と地面の間に装置を入れ地震発生時の揺れを直接建物に伝えないようにする対策方法です。地震発生時に建物だけを守るのではなく中にある物や財産も守れると言われています。
制振は高層ビルなどでよく採用される地震対策の方法で高層ビルならではの風による揺れを吸収して揺れを小さく抑えるものです。超高層ビルなどへの地震対策方法として制振装置の採用も増えています!(ちなみに一般的には制振は「振」と表記されますが、当社は地震を制することを目指し、製品名には「制震」という字を用いています。
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オイレスは軸受メーカーのイメージが強い方もいるかと思います!ただ実は免制震事業もあります♪
実は免震装置として有名なLRBという製品の正式名称は“Lead Rubber Bearing”です。つまり免震装置は、ベアリングに近しい製品の位置づけです。
免制震事業は当社が「滑り」を追求するメーカーとして軸受開発をする中で、新たに着手した分野です。
元々、橋に軸受が採用されていたことも免震着手の理由です…!阪神淡路をきっかけに、地震対策の重要性を感じ、日本仕様で開発をすすめていった経緯があります。詳しくは文字数の関係で割愛しますので、興味のある方は直接質問してください!
さて、製品の構造や経緯などの難しいことは一旦おいておき
ここからは免制震装置のエピソードと採用担当が感じることを紹介させてください。(あくまで個人の意見として聞いてくださいね)
例えば、当社の営業はお客様から「地震発生時に免震装置が入っていた病院は被害をほとんど受けず、人の命を繋ぐことができた」というエピソード聞いたことがあるそうです。
また先日、説明会に登壇した若手社員も「地震時に装置が入ったの橋が倒壊せず住民の方が逃げることができたと聞くと、公共工事の重要性を再認識するとともに命を守る仕事にずっと携わっていきたいと感じる」と言っていました。
このように実際に会社のなかにいると、地震対策の重要性や免制震装置の素晴らしさを感じます。
日本には様々な自然災害があり、それらを人の手で抑えることはどうしても難しいです。個人的に日本には素晴らしい会社が多くあり、先人や企業努力の結果、快適に過ごせる今日があると思っています。(例えば当社の軸受事業も過去の製品開発の結果、現在では数百億の市場があり、それらが自動車をはじめとする多くの機械で使われています。)
ただ、各企業がいくら素晴らしい物を開発しても、自然災害が起きると一瞬で使えなくなってしまうこともあります…。
自然災害と呼ばれるものは色々ありますがそのなかで当社は「地震」に対しては、抗うことのできる製品を作っています。地震の発生は勿論止められませんが、地震を受けた構造物や地域の被害を減らせる装置は持っているわけです!
地震対策は地震から構造物を守るだけではなくて、被害をどれだけ小さくできるか、それが大切だと思います。
前置きが長くなりましたが「免制震の仕事は単に地震対策の仕事ではなく、人の命や社会基盤の維持、そして過去の人々の努力を未来に繋ぐ仕事」だと感じます。
長くなりましたが免制震装置と事業部の紹介でした♪
少しでも興味を持って下さったかたは、免制震事業部にも目を向けて見てくださいね☆
別に深く考えなくていいので、なんとなくでも「免震制震装置ってすごいな」と興味を持って下さった方がいると嬉しいです♪
それでは次回のブログをお待ちください!
(軸受についても紹介予定です)
