オイレス工業の強み~自動車業界編~
2023/04/12(水) 15:50
みなさんこんにちは!
先日、オイレスにも新入社員が加わりました。
新しい仲間と共に更に良い会社を目指したいと思います☆彡
そんな新入社員は現在「新入社員研修」を受けています。
新入社員研修では「ビジネスマナー研修」「コア技術・製品紹介」「事業部紹介」「部署/職場紹介」などを行います。
これらの研修を踏まえて、
新入社員は最終的な「配属先希望」を出すことになります!
さて、上記の「部署/職場紹介」では、
実際にその職場の社員から業務内容・職場紹介・担当製品紹介などが行われます。
その紹介の一つでよく学生様から聞かれる
「オイレスの強み」を紹介していた部署がありますので、
ブログでも紹介させていただきます!
--------------------------------------------------------
「自動車関連の軸受営業マンが考えるオイレスの強み!」
①豊富なラインナップと提案力
オイレスには様々な材質の製品があり、具体的には「樹脂系(プラスチックタイプ)」「複層系(金属とプラスチックの組み合わせ)」「金属系」のすべり軸受のレパートリーがあります。
②材料の研究開発から製造まで一貫して社内で対応する技術力
お客様の課題を解決する際には、色々な手法で解決を図ります(設計や形状変更など、機械的に解決する方法/材質変更など、化学的に解決を図る方法 など)
オイレスの場合、研究開発部が新材料の開発を行っておりますので
時には研究開発部・技術部・営業部が連携して、
材質から検討や開発をする場合もございます(^^)
上記のほかにも「独立系企業として、これまで多数の完成車/サプライヤーメーカー様と取引をさせていただいた実績と経験」といった強みもございます!
--------------------------------------------------------
オイレスの営業マンは日々、お客様や社内の関係者を巻き込みながら、切磋琢磨しています!
ぜひ皆さんも入社後に色々な部署の話を聞き、事業内容への理解を深めてくれると嬉しいです。
(私自身も入社後に「え!こんなところに製品入っていたんだ!と驚いた例が沢山ありました)
そんなオイレスですが、現在 2024年入社希望者向け~追加応募~ を実施中です!
ご自身が持つパワーとポテンシャルを活かし、オイレスで一緒に頑張ってくださる方に是非ご応募いただけると嬉しいです♪
それでは次回のブログを楽しみにお待ちください(^ ^)
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
*オイレス工業 採用担当*
先日、オイレスにも新入社員が加わりました。
新しい仲間と共に更に良い会社を目指したいと思います☆彡
そんな新入社員は現在「新入社員研修」を受けています。
新入社員研修では「ビジネスマナー研修」「コア技術・製品紹介」「事業部紹介」「部署/職場紹介」などを行います。
これらの研修を踏まえて、
新入社員は最終的な「配属先希望」を出すことになります!
さて、上記の「部署/職場紹介」では、
実際にその職場の社員から業務内容・職場紹介・担当製品紹介などが行われます。
その紹介の一つでよく学生様から聞かれる
「オイレスの強み」を紹介していた部署がありますので、
ブログでも紹介させていただきます!
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「自動車関連の軸受営業マンが考えるオイレスの強み!」
①豊富なラインナップと提案力
オイレスには様々な材質の製品があり、具体的には「樹脂系(プラスチックタイプ)」「複層系(金属とプラスチックの組み合わせ)」「金属系」のすべり軸受のレパートリーがあります。
②材料の研究開発から製造まで一貫して社内で対応する技術力
お客様の課題を解決する際には、色々な手法で解決を図ります(設計や形状変更など、機械的に解決する方法/材質変更など、化学的に解決を図る方法 など)
オイレスの場合、研究開発部が新材料の開発を行っておりますので
時には研究開発部・技術部・営業部が連携して、
材質から検討や開発をする場合もございます(^^)
上記のほかにも「独立系企業として、これまで多数の完成車/サプライヤーメーカー様と取引をさせていただいた実績と経験」といった強みもございます!
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オイレスの営業マンは日々、お客様や社内の関係者を巻き込みながら、切磋琢磨しています!
ぜひ皆さんも入社後に色々な部署の話を聞き、事業内容への理解を深めてくれると嬉しいです。
(私自身も入社後に「え!こんなところに製品入っていたんだ!と驚いた例が沢山ありました)
そんなオイレスですが、現在 2024年入社希望者向け~追加応募~ を実施中です!
ご自身が持つパワーとポテンシャルを活かし、オイレスで一緒に頑張ってくださる方に是非ご応募いただけると嬉しいです♪
それでは次回のブログを楽しみにお待ちください(^ ^)
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
*オイレス工業 採用担当*
地震対策って必要?~未来を繋ぐ免震・制震のお仕事~
2023/04/06(木) 11:45
みなさんこんにちは。
皆さんは当社で売上の約2割を誇る免震・制震(制振)をご存じですか?
これらは主に「構造物」=「橋や建物など」に対して行う地震対策のことです。
☆--------------------☆
比較的分かりやすい「建物」を例に紹介します!
免震は建物と地面を切り離し、その間に地震対策の装置(=免震装置)をいれる地震対策です。建物と地面の間に装置を入れ地震発生時の揺れを直接建物に伝えないようにする対策方法です。地震発生時に建物だけを守るのではなく中にある物や財産も守れると言われています。
制振は高層ビルなどでよく採用される地震対策の方法で高層ビルならではの風による揺れを吸収して揺れを小さく抑えるものです。超高層ビルなどへの地震対策方法として制振装置の採用も増えています!(ちなみに一般的には制振は「振」と表記されますが、当社は地震を制することを目指し、製品名には「制震」という字を用いています。
☆--------------------☆
オイレスは軸受メーカーのイメージが強い方もいるかと思います!ただ実は免制震事業もあります♪
実は免震装置として有名なLRBという製品の正式名称は“Lead Rubber Bearing”です。つまり免震装置は、ベアリングに近しい製品の位置づけです。
免制震事業は当社が「滑り」を追求するメーカーとして軸受開発をする中で、新たに着手した分野です。
元々、橋に軸受が採用されていたことも免震着手の理由です…!阪神淡路をきっかけに、地震対策の重要性を感じ、日本仕様で開発をすすめていった経緯があります。詳しくは文字数の関係で割愛しますので、興味のある方は直接質問してください!
さて、製品の構造や経緯などの難しいことは一旦おいておき
ここからは免制震装置のエピソードと採用担当が感じることを紹介させてください。(あくまで個人の意見として聞いてくださいね)
例えば、当社の営業はお客様から「地震発生時に免震装置が入っていた病院は被害をほとんど受けず、人の命を繋ぐことができた」というエピソード聞いたことがあるそうです。
また先日、説明会に登壇した若手社員も「地震時に装置が入ったの橋が倒壊せず住民の方が逃げることができたと聞くと、公共工事の重要性を再認識するとともに命を守る仕事にずっと携わっていきたいと感じる」と言っていました。
このように実際に会社のなかにいると、地震対策の重要性や免制震装置の素晴らしさを感じます。
日本には様々な自然災害があり、それらを人の手で抑えることはどうしても難しいです。個人的に日本には素晴らしい会社が多くあり、先人や企業努力の結果、快適に過ごせる今日があると思っています。(例えば当社の軸受事業も過去の製品開発の結果、現在では数百億の市場があり、それらが自動車をはじめとする多くの機械で使われています。)
ただ、各企業がいくら素晴らしい物を開発しても、自然災害が起きると一瞬で使えなくなってしまうこともあります…。
自然災害と呼ばれるものは色々ありますがそのなかで当社は「地震」に対しては、抗うことのできる製品を作っています。地震の発生は勿論止められませんが、地震を受けた構造物や地域の被害を減らせる装置は持っているわけです!
地震対策は地震から構造物を守るだけではなくて、被害をどれだけ小さくできるか、それが大切だと思います。
前置きが長くなりましたが「免制震の仕事は単に地震対策の仕事ではなく、人の命や社会基盤の維持、そして過去の人々の努力を未来に繋ぐ仕事」だと感じます。
長くなりましたが免制震装置と事業部の紹介でした♪
少しでも興味を持って下さったかたは、免制震事業部にも目を向けて見てくださいね☆
別に深く考えなくていいので、なんとなくでも「免震制震装置ってすごいな」と興味を持って下さった方がいると嬉しいです♪
それでは次回のブログをお待ちください!
(軸受についても紹介予定です)
皆さんは当社で売上の約2割を誇る免震・制震(制振)をご存じですか?
これらは主に「構造物」=「橋や建物など」に対して行う地震対策のことです。
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比較的分かりやすい「建物」を例に紹介します!
免震は建物と地面を切り離し、その間に地震対策の装置(=免震装置)をいれる地震対策です。建物と地面の間に装置を入れ地震発生時の揺れを直接建物に伝えないようにする対策方法です。地震発生時に建物だけを守るのではなく中にある物や財産も守れると言われています。
制振は高層ビルなどでよく採用される地震対策の方法で高層ビルならではの風による揺れを吸収して揺れを小さく抑えるものです。超高層ビルなどへの地震対策方法として制振装置の採用も増えています!(ちなみに一般的には制振は「振」と表記されますが、当社は地震を制することを目指し、製品名には「制震」という字を用いています。
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オイレスは軸受メーカーのイメージが強い方もいるかと思います!ただ実は免制震事業もあります♪
実は免震装置として有名なLRBという製品の正式名称は“Lead Rubber Bearing”です。つまり免震装置は、ベアリングに近しい製品の位置づけです。
免制震事業は当社が「滑り」を追求するメーカーとして軸受開発をする中で、新たに着手した分野です。
元々、橋に軸受が採用されていたことも免震着手の理由です…!阪神淡路をきっかけに、地震対策の重要性を感じ、日本仕様で開発をすすめていった経緯があります。詳しくは文字数の関係で割愛しますので、興味のある方は直接質問してください!
さて、製品の構造や経緯などの難しいことは一旦おいておき
ここからは免制震装置のエピソードと採用担当が感じることを紹介させてください。(あくまで個人の意見として聞いてくださいね)
例えば、当社の営業はお客様から「地震発生時に免震装置が入っていた病院は被害をほとんど受けず、人の命を繋ぐことができた」というエピソード聞いたことがあるそうです。
また先日、説明会に登壇した若手社員も「地震時に装置が入ったの橋が倒壊せず住民の方が逃げることができたと聞くと、公共工事の重要性を再認識するとともに命を守る仕事にずっと携わっていきたいと感じる」と言っていました。
このように実際に会社のなかにいると、地震対策の重要性や免制震装置の素晴らしさを感じます。
日本には様々な自然災害があり、それらを人の手で抑えることはどうしても難しいです。個人的に日本には素晴らしい会社が多くあり、先人や企業努力の結果、快適に過ごせる今日があると思っています。(例えば当社の軸受事業も過去の製品開発の結果、現在では数百億の市場があり、それらが自動車をはじめとする多くの機械で使われています。)
ただ、各企業がいくら素晴らしい物を開発しても、自然災害が起きると一瞬で使えなくなってしまうこともあります…。
自然災害と呼ばれるものは色々ありますがそのなかで当社は「地震」に対しては、抗うことのできる製品を作っています。地震の発生は勿論止められませんが、地震を受けた構造物や地域の被害を減らせる装置は持っているわけです!
地震対策は地震から構造物を守るだけではなくて、被害をどれだけ小さくできるか、それが大切だと思います。
前置きが長くなりましたが「免制震の仕事は単に地震対策の仕事ではなく、人の命や社会基盤の維持、そして過去の人々の努力を未来に繋ぐ仕事」だと感じます。
長くなりましたが免制震装置と事業部の紹介でした♪
少しでも興味を持って下さったかたは、免制震事業部にも目を向けて見てくださいね☆
別に深く考えなくていいので、なんとなくでも「免震制震装置ってすごいな」と興味を持って下さった方がいると嬉しいです♪
それでは次回のブログをお待ちください!
(軸受についても紹介予定です)
レクサス(トヨタ自動車様)のブレーキペダルが採用されました!
2023/03/06(月) 10:42
みなさんこんにちは!
本日は製品の採用事例を紹介させていただきます!
以前は「横浜市役所」の例をご紹介しましたが、本日は「自動車関連」です!
皆さんはオイレス製品が多くの自動車に採用されていることをご存じですか?
そもそも自動車には、多くのオイルレスベアリングが使用されています!
なかには何十年前から採用されるものもあれば
最近新しく採用された製品もあります!
今日は新たに採用された例のご紹介です☆彡
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オイレスのダンパーがLEXUSのブレーキペダルに初採用されました!
トヨタ自動車(株)が展開するブランド「LEXUS」のブレーキペダルにオイレスのダンパーが採用されました。
当社のダンパーは、小型で高い減衰力(※)を備えた製品です。これまでは自動車のシートに広く採用され、座席のシートが倒れる際の速度を抑制する(=座席がゆっくり倒れる仕様にした)ことで安全性の向上や高級感の演出等に貢献してきました。
この技術がブレーキペダルの部位にも初採用され、ペダルが戻る際の動きの質感を高め「高級感のあるペダルフィーリング」や「自然な踏み心地」を実現しています。
また本製品は小型・軽量化が可能であり、快適性の実現をしつつも低燃費化にも寄与するものです!
今後も当社のコア技術であるトライボロジー技術やダンピング技術で、社会の多様なニーズにこたえて参ります!
(※)減衰力:振動を弱める働きをする力のことです。
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それでは次回のブログを楽しみにお待ちください(^ ^)
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
*オイレス工業 採用担当*
本日は製品の採用事例を紹介させていただきます!
以前は「横浜市役所」の例をご紹介しましたが、本日は「自動車関連」です!
皆さんはオイレス製品が多くの自動車に採用されていることをご存じですか?
そもそも自動車には、多くのオイルレスベアリングが使用されています!
なかには何十年前から採用されるものもあれば
最近新しく採用された製品もあります!
今日は新たに採用された例のご紹介です☆彡
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オイレスのダンパーがLEXUSのブレーキペダルに初採用されました!
トヨタ自動車(株)が展開するブランド「LEXUS」のブレーキペダルにオイレスのダンパーが採用されました。
当社のダンパーは、小型で高い減衰力(※)を備えた製品です。これまでは自動車のシートに広く採用され、座席のシートが倒れる際の速度を抑制する(=座席がゆっくり倒れる仕様にした)ことで安全性の向上や高級感の演出等に貢献してきました。
この技術がブレーキペダルの部位にも初採用され、ペダルが戻る際の動きの質感を高め「高級感のあるペダルフィーリング」や「自然な踏み心地」を実現しています。
また本製品は小型・軽量化が可能であり、快適性の実現をしつつも低燃費化にも寄与するものです!
今後も当社のコア技術であるトライボロジー技術やダンピング技術で、社会の多様なニーズにこたえて参ります!
(※)減衰力:振動を弱める働きをする力のことです。
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それでは次回のブログを楽しみにお待ちください(^ ^)
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
*オイレス工業 採用担当*
究極のベアリング!?オイレスエアベアリングとは!?
2022/12/22(木) 17:10
こんにちは。採用担当です。
さて、みなさんはオイレスエアベアリングをご存じですか?
エアベアリングとは特殊軸受に分類される軸受で、空気潤滑を用いたものになります。(文系出身の私は、最初聞いたときは何のことかさっぱり分かりませんでした…)
ただこのエアベアリング、実は凄いので…
簡単にですが製品紹介させてください♪
【そもそもオイレス工業って何を作っているの?】
オイレス工業は無給油もしくは少量の給油で利用できるすべり軸受「オイレスベアリング(無給油軸受)」と、地震から構造物を守る「免震・制振装置」の製造メーカーです。業界としては機械業界に属しています。オイレスはこれらの製品を国内で初めて開発し業界をリードしてきました。1952年の創立以降、オイレスでは金属・樹脂・複層(樹脂+金属)といった材質のオイレスベアリングを開発してきましたが、現在はさらに特殊軸受「エアベアリング」を第4の柱と位置づけ、製品開発に努めています。
【第4の柱!?エアベアリングって何!?】
エアベアリングは空気の力によって高精度な運動を実現する特殊軸受です。軸と軸受の間に空気層を構成させ、軸受(エアベアリング)に対して軸が浮上するような状態を作ることで、非接触での運動を実現させています。また摩擦係数がほぼゼロ(空気抵抗のみ)となるため、ナノメーターレベルの超高精度の位置決め制御が可能なほか、製品の消耗を防ぐため、高寿命化に貢献するという利点があります。エアベアリングは当社のコア技術であるトライボロジーや加工技術が集約されたオイレスの次世代を担う製品です。
【今後の展望】
当社は1990年代にエアベアリングの研究開発を始めて以降、これまで様々な種類の製品をお客様に納めてきました。昨今、エアベアリングの代表的な納入先である半導体市場の規模が拡大していることを背景に、当社製品も売上を伸ばしています。また従来は国内向けのお客様が多かった一方で、最近では海外からの需要が増し、地域を問わず製品と製品に付随する技術的なサービスを提供できる体制を強化しています。お客様のニーズを適切に把握し、エアベアリングの新製品開発を行うため、2022年には開発部隊と営業部隊が一体になったプロジェクトを始動しました。
少し理工系寄りの内容だったかな?と思いますが、興味を持っていただけた方はいらっしゃいましたか…?
本社の展示ルームにはエアベアリングの展示もございますので、
興味のある方はいつか展示ルームで実際に見て頂けると嬉しいです(^^)
*オイレス工業 採用担当*
さて、みなさんはオイレスエアベアリングをご存じですか?
エアベアリングとは特殊軸受に分類される軸受で、空気潤滑を用いたものになります。(文系出身の私は、最初聞いたときは何のことかさっぱり分かりませんでした…)
ただこのエアベアリング、実は凄いので…
簡単にですが製品紹介させてください♪
【そもそもオイレス工業って何を作っているの?】
オイレス工業は無給油もしくは少量の給油で利用できるすべり軸受「オイレスベアリング(無給油軸受)」と、地震から構造物を守る「免震・制振装置」の製造メーカーです。業界としては機械業界に属しています。オイレスはこれらの製品を国内で初めて開発し業界をリードしてきました。1952年の創立以降、オイレスでは金属・樹脂・複層(樹脂+金属)といった材質のオイレスベアリングを開発してきましたが、現在はさらに特殊軸受「エアベアリング」を第4の柱と位置づけ、製品開発に努めています。
【第4の柱!?エアベアリングって何!?】
エアベアリングは空気の力によって高精度な運動を実現する特殊軸受です。軸と軸受の間に空気層を構成させ、軸受(エアベアリング)に対して軸が浮上するような状態を作ることで、非接触での運動を実現させています。また摩擦係数がほぼゼロ(空気抵抗のみ)となるため、ナノメーターレベルの超高精度の位置決め制御が可能なほか、製品の消耗を防ぐため、高寿命化に貢献するという利点があります。エアベアリングは当社のコア技術であるトライボロジーや加工技術が集約されたオイレスの次世代を担う製品です。
【今後の展望】
当社は1990年代にエアベアリングの研究開発を始めて以降、これまで様々な種類の製品をお客様に納めてきました。昨今、エアベアリングの代表的な納入先である半導体市場の規模が拡大していることを背景に、当社製品も売上を伸ばしています。また従来は国内向けのお客様が多かった一方で、最近では海外からの需要が増し、地域を問わず製品と製品に付随する技術的なサービスを提供できる体制を強化しています。お客様のニーズを適切に把握し、エアベアリングの新製品開発を行うため、2022年には開発部隊と営業部隊が一体になったプロジェクトを始動しました。
少し理工系寄りの内容だったかな?と思いますが、興味を持っていただけた方はいらっしゃいましたか…?
本社の展示ルームにはエアベアリングの展示もございますので、
興味のある方はいつか展示ルームで実際に見て頂けると嬉しいです(^^)
*オイレス工業 採用担当*