INTERVIEW
雪丸 希美(デジタル統括部 副調査役)
入社年2020年入行
仕事内容キャッシュレスアプリ企画・開発
転職のきっかけを教えて下さい
協力会社からの派遣社員として10年ほど鹿児島銀行のIT統括部(現:デジタル統括部)の業務に関わる機会がありました。システム開発や運用に関する中心業務を担当していましたが、派遣社員として実現できること、仕事の裁量に限界を感じることもあって…。当時のIT統括部のメンバーの薦めもあって、キャリア採用に応募しました。行員になることで、要件定義や基本設計、ベンダーとの調整など、上流工程から携わることができ、仕事の幅が広がりました。今後は後進育成にも力を入れたいと日々取り組んでいます。
担当業務を”やりがい”と一緒に教えて下さい
鹿児島銀行が開発した決済アプリ「Payどん」のメイン担当をしています。最初は決済しかできなかったアプリですが、電子マネーの個人間送金や、利用可能店舗の拡大等、着実に機能拡充が進み、利用者の増加とともに鹿児島の経済に深く根ざした決済アプリになっています。近年キャッシュレス化が進み、デジタル地域振興券をはじめ、Payどんを活用した地域活性化策に関する自治体様のニーズが増加しています。多数ある決済アプリの中から「鹿児島銀行だから」と選んでいただけることが嬉しく、また大きなやりがいを感じています。
仕事の難しさや面白みを教えて下さい
ありがたいことに、「この機能を追加したい」といった、決済アプリへの期待値が高まってきていて、社内外からさまざまな要望が寄せられます。やりがいがありますが、全てに応えることでアプリの品質やセキュリティを損なうリスクもあるため、バランスを考えながら開発を進めていく難しさを感じています。一方、消費者向けのアプリなので、「利用できる店舗が増えて重宝しています!」など、リアルタイムで反響が得られたり、加盟店舗の評価が上がったり、街中でPayどんのQRコードが増えている様子を見るとやっぱり嬉しいですね。
前職と比較して変わったことはありますか?
システム会社はどうしても残業が多かったり、深夜まで作業したりすることがありますが、当行では遅くても19時退社なので、私生活と両立しやすい環境です。さらに、今年度の人事制度改定で、働き方や価値観に応じたコース選択がより柔軟にできるようになりました。3カ月に1度のシーズン休暇や1週間年2回の連続休暇など、福利厚生も非常に充実しています。自社開発の案件が多く、自分たちのスケジュールに沿って仕事を進められるので、計画的に休みが取りやすく、有給も時間単位で取得できるなど、とても働きやすい環境です。
仕事をする上で心がけていることは?
同僚に「一緒に働きたい」と思ってもらえることが良いものづくりに繋がると思っています。ですので、極力「できない」と言わないことを心掛けています。できないと言うのは簡単ですが、「こうすればできる」「ここはできないけど、ここならできる」など、一緒に仕事をして良かったなと思ってもらえる姿勢を見せることが信頼関係を築いていく上で大事だと考えています。あとは、1人ではなくチーム全体で考えていけるような雰囲気作りを大切にしていて、1人だと思いつかないことでも、みんなで考えると突破口が見つかることも多いですね。