PEOPLE
S.H
自分の責任で判断し、メンバーを動かすときにやりがいを感じます
部署・役職ソリューション事業本部 製造ユニット システム部/グループリーダー
入社年度2006年度
■入社前の経歴を教えてください
学生時代は、公務員を希望していたため、法学部に在籍し就職活動では実際に公務員試験に合格もしていました。学生時代のアルバイトで、小学生の頃から今も続けているスポーツ競技のインストラクターとして子供や大人に指導していました。また、プレイヤーとして大会での入賞実績も積んでいました。(世界大会2位が過去最高順位です)
文系出身で記憶力(暗記力)がよく、人と会話した内容を覚えていられるのは現在の人付き合いでも有利に働いています。
スポーツを続けているので体力があり様々な年齢層への指導を経験しているので相手に合わせた伝え方を考えることができるようになりました。
大会への参加は勝ち負けのプレッシャーがあり、多くの悔しい思いをしたり努力で成長を実感する場面が多かったです。
■所属部署の仕事内容を教えてください
システム開発やシステム運用保守を行っています。
数年から1年未満のプロジェクトに配属されることが多く、PJが変わるたびに一緒に作業するメンバーは変わりますがどのプロジェクトでも設計から運用テストぐらいまでの工程をウォーターフォールで行うことが多いです。
チームのリーダやマネージャークラスが顧客の要件定義や業務仕様を持ち帰り、メンバーに展開して設計が始まります。
メンバーから直接顧客に質問して仕様を確認する場面もあります。
開発の山場となるコーディング・単体テストでは弊社で今まで行った開発の知見やナレッジを集めて品質保持と時間効率を図っています。
■職場の雰囲気を教えてください
どのプロジェクトでも最初はおとなしいTCSの社員ですが、一緒に仕事をする時間が長くなるにつれて雑談を交えつつお互いの困りごとを解消しあってチームとしてプロジェクトを進めていく団結力が強まっていきます。
現在私が担当しているプロジェクトではシステムの運用保守を行っています。
保守メンバーは長期で担当している人が多く、常に情報共有・情報連携を心がけて俗人的な仕事にならないようにしています。
また、休みの日はBBQをしたりオンラインゲームをしたりと業務外でも一緒に遊んでいます。
対面でコミュニケーションを取りたがるメンバーが多く、出社率が異様に高いですが家庭の事情でフルテレワークのメンバーもいたりと、各自が無理のない働き方をしています。
■現在の担当業務を教えてください
システム運用保守のリーダーをしています。
運用保守はユーザーからの要望改善を受けてシステムの改修作業を行ったり、システムで異常が発生した場合にはシステムの稼働が止まらないように早急な対処を行います。
定常業務(毎日のシステム監視や毎月のシステム稼働状況確認など)の作業自体はメンバーが行いますので、作業者の割り振りを行ったり、メンバーの成果物に対してレビューをします。
また、突発的に依頼される調査の対応やメンバーの稼働管理、顧客(システムのユーザではなく弊社との契約相手)との月例会や要員計画の調整といった管理業務も行っています。
自社業務としては希望する社員で発足したWGに参加したり、弊社業務(考課やセキュリティ教育)の展開・取りまとめを複数のプロジェクト分行っています。
■TCSへの入社動機を教えてください
公務員が第一希望であったため、民間企業のリサーチをまったく行っていませんでした。
大学でレポート作成などの際にPCに触れる機会があり、全然PCの使い方が分からなかったので新人でゼロから教わるならPCの使い方を教えてくれるところ、イコールIT業界という安易な連想で業種を選びました。
IT業界の就活ではどこの会社も見慣れない横文字ばかりが羅列されており、会社ごとの違いが分からずにいました。就業形態や会社の立地からいくつか入社試験を受け、その中にTCSが含まれていました。
TCSの採用試験では面談時に親身になって話を聞いてもらった覚えがあります。また、PC(IT知識)がないことの不安を正直に伝えても「先輩社員もみんな最初はそうだった」と心強い言葉をかけてもらえ、この人たちが採用した人となら一緒に仕事ができるだろうと考えて入社を決めました。
■仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
なにか決断をしないといけないときに自分の責任で判断し、メンバーを動かすときにやりがいを感じます。自分の決断が結果的に良い方向に動いたときは安堵と達成感とともに自分の成長を実感します。
自分で仕事を動かしている感覚がとても好きで、裁量権が段々増えてきているのでやりがいを感じる場面が増えています。
また、顧客や自社メンバーなど色々な人にアドバイスを求められたときは信頼されているんだなぁと自分の仕事に対する姿勢を評価されたようで気が引き締まります。
仕事が立て込んで忙しいときほどやりがいを感じます。
■仕事のエピソードを教えてください
同期にはプログラミング経験者が多く、入社前研修の時点で劣等感を抱いていました。
案の定、入社して開発案件プロジェクトに配属されると先輩を常に捕まえてコーディングを教わっていました。先輩に聞きすぎてそれでもわからなければ優秀な同期にコッソリ聞いて作業を進めていました。
話しかけやすい先輩が多いPJだったので仕事を行う環境はとてもよかったです。
第1子を出産後、現場に戻るとコーディングのスキルが低下しており自分はプログラミングに向いていないと実感するようになりました。
新人教育の講師として複数人に初歩的なことを教える業務を担当した時に、人前で話をしたりなにかを教えることが向いていると思うようになりました。
■働き方で意識している事を教えてください
今は業務多忙なこともあり、8(仕事):2(プライベート)の比重になっています。子供がまだ小さいころはプライベート重視にさせてもらっていたので、今は仕事重視です。
どちらも100%は無理なので、長期的に見てこの時期はどっちを優先して、というバランスの取り方になっています。
とはいえ、季節単位ぐらいでオフの日は家族サービスをしようと企画しています。初夏は温泉旅行だったので次は果物狩りかなと考え中です。
普段のオフはソファから一歩も動かずスマホゲームで頭を空っぽにしています。目が疲れてきたら家事と子供の勉強サポートをして1日が終わります。
■求職者に向けたメッセージ
TCSはおとなしい技術者集団です。でもやるときはやる、もっとスキルを向上させたいという意欲を内に秘めています。
外を見てきた人にはぜひこの集団によい刺激を与えてもらいたいと思っています。
そしてTCSは仲間意識が高いです。一緒に同じ方向を向いて仕事をしていれば昔からの同僚のように打ち解けることができます。
これからもTCSは成長していくので、他業種他分野どんなことでもプラスアルファになります。
開発案件にとどまらず、やりたいことがあれば挑戦する機会を与えられる会社です。ちょっと面白そうだなと思えたら、ぜひTCSで一緒に働きませんか?