インタビュー(ヘンリクソン ナサニエル)
インタビュー(ヘンリクソン ナサニエル)




インタビュー











自然豊かな長野で、
理想の暮らしと
キャリアを築いていく。





ヘンリクソン ナサニエル


人事部


データアナリスト2022年9月入行



※部署名や記事内の内容は取材当時の情報です。











Chapter01入行動機

地銀としての実力と先進的な取り組みに惹かれて


以前は米陸軍にて情報収集と分析業務を担当していました。在籍中に日本語を習得し、陸上自衛隊との合同演習では通訳を行うこともありました。6年勤めた後に退任し、アメリカの大学・大学院に進学。卒業後は身につけた日本語を活かしたいという思いと、妻が日本人ということもあって日本に住むことを決めました。日本ではコンサル企業に入社し、リスク調査や情報収集を通じてクライアントのM&Aや事業企画などのサポートを行っていました。そんな中、世の中はコロナ禍に突入。当時は東京で暮らしていましたが、毎日圧迫感でいっぱいの日々でした。次第に、「家族と長く住む場所として東京は適していない」という思いが強まり、移住先を調べたところ自然豊かな長野県に興味を持つようになりました。妻も幼少期に長野を訪れる機会が多く、良い印象を持っていたのも大きかったですね。

転職先は、長野県内で「面白いことをやっている企業」というポイントを軸に探しました。その中で出会ったのが八十二銀行です。元々、金融に興味があったのと、地方銀行でありながらグローバル市場において一定のプレゼンスを持っていることが興味を持ったきっかけです。そして特に目を引いたのが、金融機関という立場で環境に配慮した先進的な取り組みを実施していることでした。長野の大自然を守りながら事業展開を図る企業の姿勢に共感し、入行を決めました。













Chapter02入行後の流れ・仕事内容

組織全体にダイバーシティ&インクルージョンが浸透


前職時代に金融系上場企業のクライアントを担当したこともあったので、業界の特色や組織内部の考え方に対しては知見がありました。そのため、入行前後でギャップを感じることはほとんどありませんでした。当行にはダイバーシティ&インクルージョンの文化があり、入行してすぐに組織の一員として居場所があるように感じたのは嬉しかったですね。部署の雰囲気も良好で、フレキシブルな考え方と環境が定着していると感じました。また、コンサル業と金融業は似通った部分も多く、前職の経験を活かして入行後すぐに業務に対応できたと考えています。とはいえ、もちろん知識が足りない部分もありましたが、わからないことに直面したら、主体的に好奇心を持って調べることを徹底していました。

現在は、データアナリストとしてデータの利活用に取り組んでいます。具体的にはデータの加工と分析、ビジュアライゼーションやレポートの作成をメインに、データを用いた施策の提案・コンサルティングなども行っています。また、ChatGPTのようなAIツールの実務的な応用に向けてのテスティングなども任されています。













Chapter03仕事のやりがい・入行後の変化

分析から実行までトータルで手がけられる


前職では、クライアントの課題をヒアリングし、レポートを提出したら終わりでした。一方、現職は情報分析からインサイトを得て、それに基づいて戦略を立て実行するところまで携われるので面白いですね。例えるなら、料理に似ているかもしれません。政府、公的機関、主要メディア、SNSなど色々なリソースから情報という材料を集めて調理をしていく感覚。その一連の流れの中で気付きや発見を得たときにはやりがいを感じます。また、データを活用して行動・判断の根拠を提示し、行員が自信を持って前進できるような環境づくりに貢献できたときにも大きな達成感があります。以前、今まで見きれていなかった情報を行内で共有できるようにしたことで、「仕事の進め方が変わった」と言われたこともありました。新しい視点を行内に持ち込めたことを実感でき、非常に嬉しかったですね。

入行後に変わったことと言えば、八十二銀行は私にとって初めての上場企業です。自社の株価の変動はもちろん、市場の動きや地銀の傾向、グローバルな展開などを自然と意識するようになりました。また、業務の中で自治体や顧客からの相談が間接的に私のところに寄せられますが、そこでローカルな課題に気づくことも少なくありません。地域社会の実情を知るチャンスが増えたことで、地域貢献に意欲を持つようになったことも大きな変化だと思います。










Chapter04転職動機

豊かな自然のもと、公私ともに楽しめる環境




長野県は本当に素晴らしい場所です。特に浅間山や八ヶ岳の風景が気に入っており、冬の早朝に駅のホームから見える冠雪の浅間山は格別です。長野県に移住してから、競争だらけの東京に住んでいた頃よりも気分が前向きになりました。心に余裕が生まれ、早起きや週末の外出に対してモチベーションが高くなりましたね。何より、幼い娘を大自然の中で伸び伸びと遊ばせることができて嬉しく思っています。

今後の目標は、Pythonのスキルと知識をレベルアップさせて機械学習やアプリ構築ができるようになること。アメリカ人として、世界中の誰もが知る超大手金融機関はとても身近な存在です。そうしたグローバル企業の技術力や導入スピードにも目を向け、常に危機感を持ちながら貪欲にスキルアップを図っていきたいと考えています。そして、会社や地域のために働くと同時に、仕事を通して自分のキャリアや生活を楽しむ。八十二銀行なら、それが実現できると確信しています。