【保線】【土木】【建築】【駅機械システム】。施設部門の業務領域は大きく分けて4分野。全てを行うわけではなく、社員は希望と適性を踏まえ、いずれかの担当へと配属となります。
鉄道は、列車が土木構造物と呼ばれるものの上を走ります。駅務や運転士のような花形でこそありませんが、鉄道施設技術者の仕事は、まさに縁の下の力持ち。各分野で専門性を磨きながら、影響力の大きな仕事にぜひチャレンジしてください。
社内外の多くの方々と関わります
【保線】は線路設備関連、【土木】は鉄道橋梁や高架線、トンネル、【建築】は業務用施設、【駅機械システム】は改札機やホーム可動柵など、各案件の新規設置、維持管理に関わる仕事です。
いずれも鉄道インフラとして必要不可欠なため、多くの外部企業と連携を取り、進めていきます。また、社内の他部署に対して工事の連絡なども行うなど、現場の管理で動くことが多いため、コミュニケーションが何よりも重要になるポジションです。
圧倒的なスケールのある仕事
施工管理としてのやりがいは、鉄道特有のものを感じられます。列車は全て土木構造物の上を走るため、4つの部門の中でも、【土木】が手掛けるプロジェクトは世の中への影響力を感じやすい環境にあります。
万博開催に向けた大規模掘削など、地図を書き換えるほどの規模の案件も少なくありません。鉄道ならではの細かな専門技術を丁寧に教える研修があるため、未経験の方も安心して取り組んでいただくことが可能です。
地域活性化に貢献する役割も
鉄道は今の日本において、もっとも身近な移動手段の一つと言っても過言ではありません。橋梁を掛け、トンネルを掘り、線路を敷き、駅を建てると、そこに新たな店が開かれ、観光客が訪れ、地域が潤い発展していきます。
その影響力に想いを馳せたとき、あるいは実感したときは、計り知れないやりがいに包まれるでしょう。そしてそのプロジェクトの中心にいる人物こそが、何を隠そう、鉄道施設技術者なのです。