社員インタビュー
社員インタビュー




社員インタビュー







  • TOP

  • 社員インタビュー(リニューアル事業部)






Kiyotaka Mizuki

水木 喜代隆


リニューアル事業部 電気設備グループ
グループ長


2015年4月キャリア入社







正当な評価体制と働きやすい環境のもと、
将来にわたって長くキャリアを築いていく──







01

前職までのキャリア・入社動機


労働環境の改善と責任ある仕事を求めて転職を決意







新卒で入ったのは通信関係の会社でした。そこで作業スタッフの仕事を2年ほど経験した後、電気工事関係の会社に転職。電気工事の作業スタッフとして3年、職長として10年以上働き、施工管理に転身しました。

責任者としてやりたい気持ちが強かったのですが、前職ではなかなか手応えのある仕事を任されずフラストレーションを感じていました。また、主に土日祝日や夜勤などの現場を任されていたため生活が不規則で、年齢を考えると体力的にどんどんキツくなっていくだろうと考え、次第に転職を意識するようになりました。最終的には、妻が「思い切って挑戦してみたら」と後押ししてくれたことがきっかけで転職を決意しました。当社に入社した理由の一つは、鹿島グループという基盤のもと安定性が高い上に働き方改革も進んでいること。そして、当社なら多くの経験を積みながらスキルアップを図り、責任とやりがいのある業務を任せてもらえそうだと感じて入社しました。

いざ入ってみると、電気設備工事の施工管理経験があったものの前職とはやり方が異なる点も多々ありました。たとえば基幹システムの操作方法や見積もり作成方法が異なっていたので、自発的に周りの人に聞きながら知識を得るようにしていました。静かで落ち着いている人が多い職場ですが、みなさん丁寧に教えてくれてとてもありがたく感じたことを覚えています。











02

現在の仕事内容・やりがい


施工管理の職域に留まらずセールスエンジニアとしてプラスアルファを提案






入社してからずっとリニューアル事業部に所属しています。主に手がけているのはリニューアル工事の施工管理や建物の劣化調査。具体的には、お客様との打ち合わせや現地調査、修繕工事の見積もり作成、工事の施工管理、報告書作成まで一貫して対応しています。

今は建て替えよりもストック・メンテナンスの時代ですから、「セールスエンジニア」としての自覚を持ち建物が長持ちするような提案をしていくことが大切だと考えています。たとえば劣化診断によって将来的に問題が発生しそうな箇所が判明した場合、修理の必要性を示す資料や報告書を提示し、建物の価値を維持・向上させるご提案をするよう心がけています。

現在の部署は大きな裁量を持って仕事ができる環境で、まさに思い描いていたような仕事ができています。裁量の大きさに比例して自発的に自己管理をしていく必要がありますが、そこも含めて自分の性に合っていると思いますね。また、前職と比べてみても圧倒的にお客様と直接関わる時間が多くなり、表立って仕事をしている実感があります。前職の頃から責任ある立場で仕事がしたいと考えていたので、ダイレクトに仕事の手応えを得られることに面白みを感じています。










03

心がけていること・入社後の成長


責任のある案件や劣化診断の経験を重ねることで、技術力や提案力が向上








これまでの仕事でもっとも印象に残っているのは、鹿島グループで開発した「建物被災度判定システム」を全国の鹿島建設に設置するプロジェクトに携わったことです。入社3年目にして工程の決定から施工計画書の作成、設置後の完成書類作成まで一任され、裁量を持って主体的に進められました。他の仕事も同時進行で担当していたので大変ではありましたが、「自分の力でやり切った」と思える仕事だったので達成感がありましたね。全国を飛び回り、親会社との打ち合わせや当社支社の方々と協業したことで、グループ内におけるコネクションが広がったことも私にとって大きな糧となりました。

仕事をする上で心がけているのは、お客様からの依頼や確認事項にはレスポンス良く対応すること。わからないことはすぐに調べるなり聞くなりして、できるだけ早く返答するよう徹底しています。また、現在電気設備グループのメンバー3名のマネジメントを行っていますが、メンバーに対しては仕事の進め方やお客様との接し方はしっかり指導するよう意識していますね。常に「お客様の立場」に立ってコミュニケーションを取ることが大切だと伝えています。

私自身、当社に入って劣化診断を担当するようになってから技術力や提案力が向上したと感じています。たとえば「この機械はこのぐらい使ったらあと何年で変えなきゃいけない」「こういう使い方をしていると劣化のスピードが上がる」など、設備に対する知見が広がりました。今では知識に裏付けされた的確な付加価値の高い提案ができていると感じています。










04

今後の目標・メッセージ


働きやすい環境と体制があり、頑張った人を必ず評価してくれる会社







働き方に関しても大きく変わり、残業が大幅に減りました。入社直後から前職と比較して20〜30時間は減りましたが、今のポジションになってからはほとんど残業することはなくなりました。よほどのことがない限り休日出勤もなく、仮にあったとしても代休をしっかり取得できるので不満に感じることはありませんね。

前職では将来のキャリアパスが見えないままに、多忙な毎日を過ごす日々でした。上司も忙しくしていたので5年、10年先を見据えたときに「こうなりたい」と思えるモデルケースがありませんでした。しかし当社は、ポストの面でも給与の面でも公平に評価する体制が整っており、実際に私も比較的早い段階からコンスタントに職位が上がっていきました。当社は頑張った人を必ず評価してくれる会社ですし、仕事の進め方も、将来のキャリアも自由度高く選択していけるので、自発的に動けば活躍しやすい環境だと思います。

今後の目標は、時代の変化に対応できるよう最新技術も含めて幅広い知識を高めていくことです。将来的には、一つの常駐現場に毎日出社する従来の働き方ではなく、デジタル化を実装することにより効率化を進め、複数のビルを遠隔で統括管理する立場になりたいと考えています。歳を重ねても、柔軟に対応していく姿勢を大切にしながら、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいですね。