社員インタビュー(東様)
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Takashi Higashi

東 孝


首都圏中央支社 建物管理2部
赤坂Kタワー担当


2018年4月キャリア入社







多様な価値観を大切にしながら人財育成に注力。
DXによる業務の標準化・イノベーションも推進中──







01

前職までのキャリア・入社動機


当社に副所長として入社後、すぐに所長に昇格







前職もビル管理会社に勤めていましたが、一番最初に就職したのは電気工事の会社で、現場作業と施工管理を行っていました。そこからビル管理会社に転職した理由は二つあって、一つは幅広い工事の知識を覚えたいと考えたため。ビル管理会社なら電気工事に加えて空調衛生工事、建築工事など様々な領域に携われるのが魅力に感じました。もう一つは、腰を痛めてしまったこと。電気工事は重いものを持つことも多いので、身体的な負担を減らしたいという気持ちもあってビル管理の仕事に転職しました。

鹿島建物のことは以前からよく知っていました。前職時代に共同企業体として鹿島建物のメンバーと一緒に働くことがあったんです。そのときに鹿島建物の待遇や福利厚生の良さを知り、「同じ仕事をしているのに待遇や給与が大きく異なるのはおかしい」と疑問を感じるようになりました。その頃、現場でご一緒させていただいた鹿島建物の方に「うちに来ないか」と声をかけていただき、当社に転職することを決意。すでに前の現場で一緒に働いていたこともあって、私の実力とバックグラウンドがわかっているからと、入社後はすぐに赤坂Kタワーの副所長として配属され、その3か月後には所長を任されることになりました。











02

現在の仕事内容・やりがい


常にお客様に誠心誠意を込めて仕事に向き合うことを徹底






現在、赤坂Kタワーの所長として部下のマネジメントや機器の不具合対応、中長期修繕計画の立案、見積書や契約書、報告書の作成、取引先との打ち合わせや工事管理などを行っています。前職でも所長の経験はありましたが、規模も人数も倍ほどあるので最初の頃は上手く仕切れていなかったと思いますね。ただ、規模の大きさに比例して達成感と満足感も大きいことを実感し、自分自身もやりがいを感じながら周囲に支えられて今までやってこられたと感じています。

大きなビルを任されているためプレッシャーもありますが、それ以上に人をまとめ仕事を円滑にまわしていくこの仕事に楽しみを見出しています。ビル管理の経験値が上がるにつれて不具合時の対応一つにも引き出しが増えるため、迅速で正確な対応ができたときには今でも成長を感じています。また、私たちは技術者であると共にサービス業でもあることを認識し、常にお客様に寄り添い、同じ目線で物事を考え、お客様との信頼関係の構築に誠心誠意を込めて仕事に向き合っています。だからこそ、お客様から感謝の言葉をいただいたときにはとても大きなやりがいを得られますね。

所長として心がけていることは、所員が主体性を持って自分で考えて行動する習慣をつけられるようサポートすること。最初から指示を出すのではなく、まずは自分で進めてもらってから補助的に意見を入れていくようにしています。所員が知識の引き出しをたくさん作り、仮にどこの現場に異動になっても自信を持って取り組めるような環境づくりを意識しています。










03

注力している取り組み・今後の目標


業務の効率化・標準化を目指して積極的に社内のDXに取り組んでいく








当社では点検作業にiPadを導入し、現場で迅速な作業を行える環境にするなど、さまざまなシーンでDXを促進しています。特に赤坂Kタワーは鹿島建設がオーナーのビルということもあってDXをはじめとするR&D(研究開発)の依頼・相談が数多く来るため、部署としても積極的に取り入れているところです。その中で現在進めているのが、機器に修繕履歴と図面、機器の手順書・取扱書、見積書などをすべて紐づけてシステム化すること。施設全体を一元管理する「BIM-FMシステム」(施工時に制作されたBIMデータを、クラウドシステムである「BIM-FMシステム」にインポート。設備や建具、空間などのデータベースと2D・3Dの図面情報を継承し、維持管理履歴を継続的に蓄積する)により不具合が生じた機器の対応が誰でもできるようになることを目指しています。

社会の移り変わりが激しい時代ですが、それは設備管理も同様です。従来の属人的な管理方法では業界から取り残されてしまう可能性があります。それを防ぐためにも、常に時代の流れを鋭敏に捉え、イノベーションを起こす尖った発想を忘れず、新しい発想で挑戦し続ける人材でありたいと考えています。

とはいえ、このようなDXを意識するようになったのは当社に入社してからのこと。この環境に身を置くことで、変化の必要性を強く意識するようになりました。業務の効率化を進めるためにも今後も率先してDXを進め、新しいビル管理のあり方を模索することに注力していきたいと考えています。そして、ゆくゆくは一つの常駐現場に毎日出社する現在のスタイルではなく、デジタル化を実装することで業務の標準化を進め、複数のビルを遠隔で統括管理する立場になることを目標としています。










04

職場環境の魅力・メッセージ


多様な価値観を取り入れながら、社員全員でイノベーションを起こしていきたい







福利厚生や待遇など、働きやすい環境の整備が整っていることも当社の特長です。提携のスポーツジムや旅行の割引待遇などの福利厚生に加えて、定期的なストレスチェックの実施といったメンタルヘルス対策にも積極的に取り組んでおり、管理職としても会社が社員の健康ケアに取り組んでくれるのは心強いですね。社員の満足度調査や異動希望調査の実施も社員定着率向上につながっていると思いますし、年齢や性別に関係なく伸び伸びと安心して長く働ける会社だと感じています。

また、当社は自社で研修施設を有するほど、社員を「人財」と考えて大切に育成する方針の会社です。充実した研修制度と教育体制が整っているため、未経験でも知識不足の不安を解消しやすい環境だと思います。

こうした充実の教育体制に加えて多様な価値観を受け入れる土壌があるため、どの現場も遠慮なく意見が言える伸び伸びとしたムードが醸成されていることも魅力の一つです。イノベーションは色々な人が共創することで生まれると思うので、当社に少しでも興味があればぜひ応募を検討してほしいですね。私自身、イノベーションに向けて幅広いチャレンジができるこの環境を楽しんでいます。好奇心旺盛な方、物事を深く追求する探究心をお持ちの方はもちろん、別の志向や価値観を持った方々の意見も取り入れながら、全員でイノベーションを起こしていきたいですね。