厩務員(きゅうむいん)をご存知ですか?
競馬に関わる職業として主なものに、競馬を開催する主催者のほか、レースで競走馬に騎乗する「騎手」や競走馬の能力を最大限発揮できるようトレーニングを行う「調教師」、そして日頃の競走馬の世話を行う「厩務員」があります。
※厩務員は調教師と雇用契約を結び、調教師が運営する厩舎の各種業務を行います。
※厩務員は調教師と雇用契約を結び、調教師が運営する厩舎の各種業務を行います。
厩務員の役割
厩務員はその中で最も競走馬と触れ合う機会の多い職業で、競馬開催が無い日には、調教師からの指示を受け、競走馬の飼い付け(餌やり)や、手入れ、運動(引き運動・乗り運動)などの実務を担当します。競馬開催中には、競馬場への競走馬の輸送に同行したり、調教師に代わって競走馬を装鞍所やパドックに引きつけ、パドックを競走馬と共に周回したりします。
地方競馬の厩務員
現在、地方競馬は14の主催者(15競馬場)で開催されており、厩務員は全国に2,097名在籍(令和元年9月1日現在)しています。その中には女性厩務員も175名含まれており、女性も活躍できる環境となっています。また、多くの競馬場では居住環境が用意されており、遠方の方も安心して新生活をスタートすることができます。