「夢は叶えるためにある」
QSTは量子科学技術による「調和ある多様性の創造」により、平和で心豊かな人類社会の発展に貢献します
量子科学技術研究開発機構に関心をお持ちの皆様へ
理事長からのメッセージ
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構QSTは、約百年前に誕生した量子力学に基づく量子科学技術に関わる研究開発を通じて、新たな価値を創出・提供することで、経済・社会・環境が調和した持続可能な未来社会の実現に取り組んでいます。
最近の科学技術では、特に「量子」*というキーワードのもと、自然現象の解明から新たな技術開発を目指す最先端の研究が注目されています。ナノの世界の量子の奇妙な振る舞いを理解して操作することで、物質の理解を進めて全く新しい物質を創製し、新規の測定技術を開発してこれまで見ることができなかったものを観ることなどができます。量子科学技術によってニュートン力学では説明のできない世界を理解し、新規物質探索、情報通信、エネルギー等の分野のみならず、環境科学、生命科学、医療においても従来技術を越えた新しい展開を可能にすることで、人々の暮らしや社会の発展に役立つことが期待されています。
当機構が推進する研究開発には、世界最高水準の研究開発成果をする研究職、文科省の国立研究開発法人中で唯一の病院であるQST病院で活躍する医療職、世界唯一無二の研究機関施設群を支える技術職、そして研究機関の運営を支える事務職のみなさんの力を結集して課題を克服していくことが求められています。
当機構では、科学技術を通じて人類社会に貢献したいと考えている皆さん一人一人が必ず活躍できると信じています。世界最先端かつ高性能な大型研究開発施設とその基盤技術を活用した研究開発に参加しませんか?
我こそはという意欲を持った方の職員への応募をお待ちしています。
*量子は、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな(ナノサイズ:1ミリの100万分の1より小さい)物質です。原子や、原子を構成している電子・中性子・陽子は代表的な量子です。光子やニュートリノやクォーク、ミュオンなどの素粒子も量子に含まれます。量子の世界は、通常私たちが目にしている現象が従うニュートン力学や電磁気学のような物理法則は通用せず、量子力学という物理学でしか説明ができません。
【募集要項】応募はこちらから
プロジェクトストーリー